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ラックスマン株式会社は、純A級、定格出力60W(8Ω時)のステレオ・パワーアンプ「M-800A」を12月に発売する。価格は105万円。カラーリングはブラスターホワイト。 創業80周年記念モデルとして作られたモノラルパワーアンプ「B-1000f」(1台189万円)や、プリアンプ「C-1000f」(210万円)といったフラッグシップモデル開発で培ったノウハウを投入したというステレオ・パワーアンプ。
定格出力は60W×2ch(8Ω)、120W×2ch(4Ω)、240W×2ch(2Ω)、480W×2ch(1Ω)。ステレオアンプの2ch出力をブリッジ接続してモノラルアンプとして利用するBTL接続にも対応。その際の定格出力は240W(8Ω)、480W(4Ω/瞬間最大)、960W(2Ω)となる。
「B-1000f」と同様に、3段ダーリントンで構成された4パラレルプッシュプルの電流増幅回路を採用し、そのモジュールを2つ組み合わせた4×2のアウトプット構成を使用(B-1000fは4×4構成)。独自の帰還回路「ODNF(Only Distortion Negative Feedback) 」は最新バージョンの2.3を採用している。
トランスは平型の銅巻線を使用した高結合低損失の1,400VA、EI型のスーパーレギュレーショントランスを採用。電源から出力段までの主要ラインにはOFCバスバーを使用しているほか、容量成分の発生を極小に抑えた100μm厚みの金メッキピールコートPCBも搭載している。 シャーシには、シャーシ電流によるアースインピーダンスの上昇や磁界の影響を隔絶できるというループレスシャーシを採用。入力端子はアンバラスとバランスを各1系統用意。RCAプラグには新素材のカッパーアロイを使用している。
外形寸法は440×480×230mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は47kg。電源ケーブルには新開発のJPA-15000を同梱している。
□ラックスマンのホームページ
(2006年10月31日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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