JEITA、2006年10月の電子機器国内出荷を発表 －液晶テレビが初の7割超え

　社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は21日、2006年10月の民生用電子機器国内出荷実績を発表した。出荷金額は前年同月比109.2%、3ヵ月連続増の2,250億円となった。

国内出荷実績推移(金額) 出典：電子情報技術産業協会電子統計委員会

　映像機器の国内出荷金額は薄型テレビが好調で、前年同月比109.5%、1,444億円で3ヵ月連続プラス。

　音声関連機器の国内出荷金額は、デジタルオーディオプレーヤーの好調により200億円、同109%で2ヵ月連続のプラスとなった。

　カラーテレビ全体(CRT+液晶テレビ+PDP)は、前年同月比93.9%、66万7,000台で4ヵ月連続のマイナス。CRT、液晶、PDPの台数構成比は15.7%、72.5%、11.8%で、液晶が初めて7割を超えた。

　液晶は10型以上の出荷台数が48万3,000台、前年同月比127.1%と好調。また、30型以上は26万1,000台、同158.7%と引き続き高い伸びを見せている。

　PDPの出荷台数は7万9,000台、同150.7%で、15ヵ月連続の2桁増。うち、37型以下がPDP全体の5割以上を占める。

　DVDビデオは49万2,000台、前年同月比88.8%と5ヵ月連続のマイナス。DVD録再機は同90.4%の29万6,000台、そのうち9割を占めるHDD内蔵型は26万7,000台、同98.8%。再生機についても前年同月比86.4%と6ヵ月連続のマイナスとなった。

　ビデオカメラは9万5,000台、前年同月比99.8%で5ヵ月連続のマイナス。

　デジタルオーディオプレーヤーは61万台。そのうち約8割を占める48万5,000台がフラッシュメモリ搭載型。

　カーナビは30万8,000台、前年同月比97.5%で3ヵ月ぶりのマイナス。HDDタイプ、DVD-ROMタイプの台数構成比は56.5%、43.1%。

□JEITAのホームページ
http://www.jeita.or.jp/
□ニュースリリース
http://www.jeita.or.jp/japanese/stat/shipment/2006/ship_10.htm
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( 2006年11月22日 )

[AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]

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