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株式会社東芝は8日、記録層が3層で、容量51GBの再生専用HD DVD-ROMディスクを開発したと発表した。8日(現地時間)にラスベガスで開幕した「2007 International CES」の同社ブースで参考展示する。 現在のHD DVDは最大2層で、各層に15GBの記録が可能。新しいディスクは片面3層構造に加え、原盤記録技術の向上で記録ピットをより細かくでき、各層に17GBの記録が可能。3層で51GBの容量を実現し、動作を実証したとしている。また、現行DVDやHD DVDのと同じく0.6mmディスクの2枚貼り合わせ構造を採用しており、「低コストで量産可能」という。 同社では、「HD DVD-ROMのハイエンドディスクとして、2007年中にDVDフォーラムに提案し、年内の規格化を目指す」としている。なお、同社は2005年5月に、最大容量45GBのHD DVD-ROMの片面3層化技術を発表している。
□東芝のホームページ ( 2007年1月9日 ) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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