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NECエレクトロニクス株式会社は、携帯電話向けオーディオプロセッサの新製品として、NapsterやLISMOなど音楽配信サービスで使われる楽曲の再生に対応した「AP140」のサンプル出荷を2月1日より開始した。サンプル価格は1,000円。量産出荷は2007年度上期を予定しており、月産約50万個を見込む。 「AP140」は、音楽再生専用の32bit RISC CPUとオーディオ専用のDSPを内蔵する、携帯電話向けのオーディオプロセッサ。現行製品で対応していたMOOCSのSD-Audio(AAC)形式に加え、新たにNapsterやLISMO、着うたフルなどの配信サービスで利用されるDRM付き楽曲ファイルも再生可能になった。 200KBのストリームバッファを搭載し、処理の効率化と消費電流低減を実現。従来対応していたSDカード内のファイル再生時のほか、携帯電話本体のフラッシュメモリに保存された曲の再生においても最大50時間の連続再生(44.1kHz、128kbpsのAAC再生時)が可能になった。 再生可能なオーディオフォーマットはWMA/AAC-LC/HE-AAC/Enhanced aacPlus/MP3で、PEQとAGCのオーディオエフェクトにも対応。3Dサラウンドもサポートする。パッケージは6mm角のTFBGA(97ピン)。
□NECエレクトロニクスのホームページ ( 2007年2月1日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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