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三洋電機株式会社は、音楽再生も可能なボイスレコーダの新製品として、メモリ容量2GBの「ICR-PS285RM」を3月10日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は33,000円前後の見込み。カラーはグレー。対応OSはWindows Me/2000/XP/Vista。
16bit/44.1kHzでのリニアPCM、またはMP3で録音可能なボイスレコーダの2GBモデル。MP3/WMAの音楽再生機能も備えており、WMAのDRM10もサポートする。2003年10月発売の「ICR-S290RM」に比べ、マイクの集音性を3倍向上させたほか、録音レベルの調整なども可能になった。 なお、同社のボイスレコーダはこれまで「DIPLY TALK(ディプリトーク)」シリーズとして展開されていたが、「ICR-S285RM」は、デジタルビデオカメラなどの「Xacti(ザクティ)」ブランドで発売。他のボイスレコーダ製品においても順次Xactiに統一されるという。 チルトアップ可能なステレオマイクを搭載。集音性は2003年発売の「ICR-S290RM」に比べ約3倍に向上している。録音モードはPCMステレオと、MP3(XHQ/HQ/SP/LP)を用意し、録音時間はPCMで約3時間10分、MP3ではXHQで約35時間20分、LP(モノラル)で約284時間。 新たに、録音感度のオート/マニュアル切り替えに対応。マニュアル時には、レベルメーターと、ピーク値を示すランプを利用した調整が行なえる。そのほか、パスワードロック式のセキュリティフォルダも用意された。 ライン入力にも切り替え可能なマイク入力端子を搭載。外部機器からのダイレクトレコーディングにも対応する。 音楽ファイルの再生ビットレートはMP3が16~320kbpsで、WMAが32~192kbps。ヘッドフォン出力は10mW×2ch。本体に出力80mWのモノラルスピーカーも内蔵する。 本体にスライド収納式のUSBコネクタを搭載し、PCとはUSB 2.0で接続。電源は単4電池1本で、同社の充電池「エネループ」が1本付属。本体にエネループを収納したままPCに接続することで、電池の充電も行なえる。 連続再生時間は、リニアPCMで約9時間30分、MP3で約17時間/約22時間(エネループ/アルカリ)。連続録音時間はリニアPCMで約8時間30分/9時間(同)、MP3で約19時間/約25時間(同)。外形寸法は119.7×34.2×13mm(縦×横×厚さ)、電池を含む重量は約49g。イヤフォンやUSB延長ケーブルなどが付属する。
( 2007年2月21日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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