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NTTやWarner Bros. Entertainment Inc(WBEI)、Sony Pictures Entertainment Inc(SPE)など12社は16日、共同で展開している4Kデジタルシネマのトライアル「4K Pure Cinema」に、Buena Vista International, Inc.(ブエナ・ビスタ)が参加すると発表。3月17日より公開される最新作「デジャヴ」をネットワーク配信で上映する。 上映劇場は、TOHOシネマズ高槻とワーナー・マイカル・シネマズ むさし野ミューの2カ所。なお、「デジャヴ」は2Kで製作されているが、4Kに変換して上映される。
同トライアルは、デジタルシネマの標準規格「DCI」に準拠し、商業用映画館にネットワーク配信を行なうもの。デジタルソースマスタは米国ロサンゼルスの「Global Digital Media Xchange」から1Gbpsの実験回線を介して送出。送出したデータは暗号化され、NTTの配信センター用意された字幕や吹き替えパッケージと共に映画館へ配信する。 配信データは暗号化されており、NTT西日本のサーバーで暗号鍵作成管理を実施。同サーバーと連携して暗号を複合化して、上映する。 これまで、「ダ・ヴィンチ・コード」や「007/カジノ・ロワイヤル」などを同トライアルで上映。2005年より開始され、これまでトライアル期間は8月までと設定してきたが、DCIの仕様において互換性などの技術検証のため、9月末まで延長するという。 「デジャヴ」は、ジェリー・ブラッカイマー製作、トニー・スコット監督のアクション・サスペンス。543名もの犠牲者を出したフェリー爆破事件を担当する捜査官が、手がかりを握る一人の女性の遺体を見た時、強烈なデジャヴに襲われる。出演はデンゼル・ワシントン、ポーラ・パットン、ヴァル・キルマー、ジム・カヴィーゼルほか。
□NTTのホームページ ( 2007年3月19日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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