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株式会社東芝は、液晶テレビ「REGZA」のベーシックモデル「C3000シリーズ」を4月20日より順次発売する。42型の「42C3000」、37型「37C3000」、32型「32C3000」、26型「26C3000」の4モデルを用意し、価格はいずれもオープンプライス。各製品の発売日や、店頭予想価格は下表の通り。
42型の42C3000は、1,920×1,080ドットのフルHDパネルを、37/32/26型は1,366×768ドットパネルを採用している。いずれもIPS系のパネルで、視野角は上下/左右178度。 映像処理エンジン「新メタブレイン・プロ」を搭載。映像の鮮鋭感や立体感、滑らかな階調表現、被写体の質感などの再現性を向上。1シーンごとにヒストグラムを作成し、画素ごとの補正を行なうことで、色の陰影や濃淡や、肌の質感、雪のシーンの白の違いなどの表現力を高めている。
チューナは地上/BS/110度CSデジタルと、地上アナログを各1系統搭載。1080p入力対応のHDMI×2に加え、新たにアナログRGB(D-Sub 15pin)入力も装備した。 そのほか、D4入力×1や、S映像×2(26C3000は×1)、コンポジット×3、HDMIアナログ音声×1、Ethernetなどを備える。出力端子は光デジタル音声や、デジタル放送録画出力、アナログ音声、ヘッドフォンなどを装備する。 PCとの親和性の向上を図り、HDMI/アナログRGBともに、PCなどから出力された映像をそのままの解像度で表示する「Dot By Dot」表示に対応。さらに、PCの文字表示に適した明るさや色合い、表示領域処理を行なう「PCファインモード」を映像メニューに追加し、ユーザーが任意に選択可能とした。 これらの、PC連携強化を同社では「PCコネクト」機能として訴求。PCによるブロードバンド映像配信などとの組み合わせなど、新しいテレビの利用提案を行なっていく。
また、新ゲームモードも搭載。ゲームプレイ時のフレーム遅延を避けるために、映像処理を最小限に抑え、入力信号の表示までのタイムラグを抑制するモードで、新たにメニューから任意に設定可能とした。また、HDMIやD端子、S端子、PC入力などのいずれの入力端子でも利用可能となった。 スピーカーはオンキヨーと共同開発した「ジェットスリットスピーカー」を搭載。6×12cm径のフルレンジユニット×2とデジタルアンプを内蔵し、出力は10W×2ch。SRS WOWも装備する。 消費電力/年間消費電力量は42型が250W/200kWh/年、37型が187W/159kWh/年、32型が151W/128kWh/年、26型が124W/103kWh/年。 外形寸法/重量は42型が1,027×335×724mm(幅×奥行き×高さ)/25.6kg、37型が920×285×661mm/20.7kg、32型が800×285×592mm/17.0kg、26型が666×241×514mm/13.5kg。 □東芝のホームページ ( 2007年4月3日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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