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IPSアルファが180Hz/3倍速駆動の32型パネルを出展
-ビクターは120Hz/47型フルHD液晶。「Display 2007」


会期:4月11日~4月13日

会場:東京ビッグサイト

当日入場料:5,000円(事前申込みで無料)


 フラットパネルディスプレイ関連の展示会「第3回国際フラットパネルディスプレイ展(Display 2007)」が11日、東京ビックサイトで開幕した。会期は4月11日から13日まで。

 国内メーカーを中心として、液晶やPDP、有機ELなど、フラットパネルディスプレイの最新機種が一堂に展示されるイベント。ここでは、プラズマ/液晶テレビ関連のトピックをレポートする。


■ IPSアルファは3倍速/180Hz駆動のパネルを出展
  ~ビクターは倍速フルHDの47型液晶を出展

IPSアルファテクノロジのブース

 IPSアルファテクノロジは37型フルHDパネルなどの最新液晶パネルに加え、3倍速/180Hz駆動の32型/1,366×768ドット液晶パネルを参考出展している。

 3倍速駆動により残像を低減するパネルで、比較デモも行なわれている。同社の120Hz駆動技術「フレキシブルBI」は、通常の60フレームの間に前フレームの映像を元として黒データを含んだ画像を挿入。120フレーム表示により、残像感の低減を図っている。

 180Hz化ではまず最初に90Hz駆動を行なった後、フレキシブルBIを導入することで、より残像を低減可能となる。60Hz時に比べ、約60%の残像低減が可能という。なお、今回はあくまで技術デモで現時点では製品化は未定だが、今回の展示のフィードバックや顧客の意見を取り入れながら、検討していくという。

32型の180Hz高速動画性能パネル 90Hz駆動とフレキシブルBIを導入

ビクターの120フレーム表示対応47型フルHD液晶テレビ

 ビクターは、倍速120コマ表示技術により残像感を抑えた液晶テレビ「EXE」のWXGAモデル「LC95シリーズ」のほか、1,920×1,080ドットのフルHDパネルを搭載した47型液晶テレビを参考出展している。

 同社では倍速駆動による残像低減機能を搭載した液晶テレビを他社に先駆けて発売しているが、フルHDパネル搭載テレビでは、まだ搭載している製品はない。「(倍速駆動による)補間フレームの誤補間の低減など、他社に先行して倍速駆動に取り組んできたノウハウを生かして製品化に取り組む」としている。 今回は47型を出展しているが、「47型と限らず開発を進めている。発売時期は非公開だが、年内には発売する」としている。。


LC95シリーズのノウハウを導入 倍速駆動技術の解説

 東芝松下ディスプレイテクノロジーは、32型/1,366×768ドットの32型OCB(Optically Compensated Bend)液晶を参考出展している。

 応答速度2ms、コントラスト100万:1というテレビ向けのOCB液晶パネル。2006年10月のFPD Internationalで展示したものから、応答速度を大幅に高速化したほか、動的なバックライト制御機能を導入し、コントラストを向上した。

 100万:1というコントラストは、一定時間映像を連続で見て、シーンの移り変わりの中で視覚される明暗の体感値。1フレーム内で表現されるネイティヴ・コントラストコントラストは1,000:1程度という。

東芝松下ディスプレイは、応答速度2msの32型OCB液晶を出展 通常の液晶やCRTとコントラスト性能を比較

 ソニーは、1月のCESで発表したBRAVIAの米国向けフラッグシップモデル「KDL-70XBR3」を出展している。120Hz駆動により応答速度の改善を図っているほか、LEDバックライトシステムを採用し、広色域化している。また、x.v.Colorにも対応する。

ソニーの北米向け「BRAVIA」フラッグシップモデル「KDL-70XBR3」


■ マスターモニタ用PDPや新プラズマのデモなど

103型VIERAも展示

 松下電器産業は10日に発表した、50/42型フルHDプラズマテレビ「VIERA PZ700シリーズ」を出展。また、放送/業務向けにチューニングを施した42型フルHD プラズマディスプレイも出展し、放送用のマスターモニタとの比較も行なっている。

 42型フルHDプラズマは、民生用の「TH-42PZ700」と共通のパネルを採用しながら、ガンマ特性や暗部階調表現などマスターモニタ向けのチューニングや、前面のカラーフィルタの改善などで、業務用モニタに近い画質を実現しているという。


TH-42PZ700と同等のパネルにマスターモニタ向けチューニングを施した42型フルHDプラズマテレビ 放送用モニタと比較し、近い特性を実現しているとアピール PZ700シリーズも出展

パイオニアはPDP-5000EXの24p入力をMaster Qualityとアピール

 また、パイオニアは、PDP-5000EXをBlu-rayプレーヤーやシアターシステムと組み合わせたデモを行ない、HDMIの24p入力に対応した「Master Quality」とアピール。

 さらに、6日に発表した50/42型の新プラズマテレビ「PDP-A507HX/427HX」も出展している。新モデルでは、従来製品「PDP-507HX/427HX」のカラーフィルタを変更し、映り込みや明所コントラストを改善している。会場では新/旧モデルの比較デモを行なっており、デモルームの明かりを点灯/消灯し、明るい場所での見やすさ改善や、映り込み低減が図られたことが体験できる。


PDP-A507HXと日本未発売のBDプレーヤー「BDP-HD1」を組み合わせてデモ デモルームの明かりを変えて新モデル(左)の明所コントラストをアピール

 富士通日立プラズマディスプレイは同社の新パネルを搭載した日立製作所「Wooo XR01シリーズ」などを展示。新たに搭載した「なめらかシネマ」などの機能をアピールしている。また、42型のフルHDパネルの参考出展も行なっている。

新プラズマ「Wooo」展示 42型フルHD ALISパネルも参考出展

□関連記事
【4月10日】松下、50/42型フルHDプラズマTV「VIERA PZ700」
-フルHD PDPで世界最小。VIERA LinkはAVCHD対応
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20070410/pana1.htm
【4月6日】パイオニア、コントラストを2倍に向上した新プラズマ
-50/42型。新カラーフィルタ採用で映り込みは半減
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20070405/pioneer.htm
【3月20日】日立、「iVDR」でHDD拡張できる録画対応テレビ「Wooo」
-50型フルHD PDPや37型IPSαフルHD液晶など
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20070320/hitachi1.htm


■ その他

 デジタルカメラや携帯電話、ポータブルプレーヤー向けの中小型液晶や、3D液晶なども出展されている。

エプソンは2.9型/800×480ドットの携帯電話向けディスプレイを出展 エプソンは2方向で見える映像が異なる「2画面ディスプレイ」を展示。ステップバリア方式により、縦/横の解像度劣化を抑えながら2画面表示に対応。カーナビなどでの展開を予定

 併催の「ファインテック・ジャパン」では、FPDの製造装置や原材料などを中心に、多くの企業が展示を行なっている。

ファインテック・ジャパンでは製造装置やクリーンルーム向けの服などを展示 三菱重工のwakamaruも登場

□Display 2007のホームページ
http://www.displayexpo.jp/

( 2007年4月11日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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