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株式会社文化放送は16日、株式会社FM NACK5と共に展開しているデジタルラジオのチャンネル、「UNIQue(ユニーク/9301ch)」と、「超! A&G+」のリスナーからの反響を発表。9月3日のチャンネル誕生から約1カ月で、「超! A&G+」のネット聴取用登録会員が3万人を突破したという。 文化放送とFM NACK5は従来、デジタルラジオにおいて「UNIQue the RADIO」というステーションを展開していた。しかし、9月から大幅改編を行ない、アニメやゲーム、声優関連の番組を専門に扱う「超! A&G+」と、音楽やアート、ライフスタイルなどを紹介する「UNIQue」という、2つのチャンネルに分割。リニューアルスタートしていた。 また、これに合わせて両チャンネルの、インターネットでの同時再送信も実施。性別、生年、職業、受信環境などを入力するだけの、簡単な登録で聴取できるようになっている。実用化試験放送を行なっているデジタルラジオは、携帯電話を中心に受信対応機器が増加しているが、放送地域が東京や大阪の一部地域に限られるという難点があった。リスナーの反響の大きさは、地域に限定されないネットの同時再送信を行なったためとも考えられる。 それを示すかのように、文化放送が公開したリスナーからのメールには「学校から猛ダッシュで帰ってきました。パソコン起動完了!」、「会社から帰ってインターネットで聴いています」、「ネット配信開始、ありがとうございます! この日を指折り数えて待ってました~!! もうパラダイス!!」など、主にネット経由で聴取していることを伺わせるコメントが書かれている。
なお、「超! A&G+」の登録者の男女比は男性が8割強で、女性は2割弱。年齢は10~30代が97%を占め、中でも20~30代が全体の7割を占めているという。文化放送では「アニメ・ゲームファンの裾野が、これまでの10代からさらに幅を広げている」と分析。エリアでは東京、神奈川、埼玉、大坂、愛知、北海道の順で多いという。
□文化放送のホームページ
(2007年10月16日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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