|
株式会社東芝は、フラッシュメモリ内蔵型ポータブルオーディオプレーヤー「gigabeat U」シリーズの新ラインナップとして、FMチューナ/トランスミッタを省いた1GBメモリ内蔵の「U104」、従来モデルの機能はそのままにカナル型イヤフォンを付属した2GBメモリの「U205」、「U206」の3機種を11月9日より順次発売する。価格はいずれもオープンプライス。直販価格は下表の通り。
これに合わせて、Uシリーズのラインナップも整理される。1GBの「U102」、「U101」は「U104」に集約。2GBの「U202」と「U201」は、それぞれ「U206」と「U205」に切り替わる。ただし、7月から販売している、日本の伝統色をカラーリングに採用した「U103」は併売される。
□関連記事
■ U205/U206 U205とU206の違いは筐体のデザインで、U205が十字方向に押せる平面ボタンを、U206が十字型ボタンを採用。U205の方が丸みを帯びた形状になっている。デザイン自体はU102/202、もしくはU101/201から受け継いだもの。2モデルで、メモリ容量や音質などに違いはない。 プレーヤーとしての機能は従来モデルとほぼ同じで、⊿Σ方式を採用した1ビットDAC「DCTSC」を採用。回路内の抵抗やトランジスタを減らすことで、デジタル信号からアナログ信号に変換する際に発生する音楽信号の劣化を抑えている。 新モデル最大の特徴は、オーディオテクニカがスペシャルなチューニングを施したというカナル型イヤフォンを同梱すること。なお、1GBモデルの「U104」はインナーイヤータイプとなる。 ディスプレイは1.1型カラー有機ELで、解像度は96×96ドット。FMチューナに加え、FMトランスミッタ機能も装備。再生音を無線送信できる。音楽フォーマットはWMA/MP3/WAV(PCM)。WM DRM 10にも対応。静止画はJPEG表示が可能。 ライン入力を備えており、MP3の128kbpsでのダイレクトエンコードが可能。PCとの連携はUSB 2.0。内蔵のリチウムイオン充電池で約20時間の再生が可能。10分の急速充電で約3時間の再生も可能。充電はUSB経由で行なう。 外形寸法/重量は、「U205」は76.7×36.2×10.9~11.9mm(縦×横×厚さ)/36g。「U206」は76.7×36.2×11.4~12.4mm(同)で、約42g。対応OSはWindows Me/2000/XP/Vista。
■ U104 従来のU100シリーズから、FMチューナやトランスミッタ機能を省き、低価格化したプレーヤー。メモリ容量は1GBモデルのみ。U205/U206とは異なり、カナル型イヤフォンは同梱していない。 筐体はU205と同じ、平型ボタンデザインを採用。「DCTSC」も内蔵しており、そのほかの機能に大きな違いはない。ディスプレイは1.1型カラー有機EL。音楽フォーマットはWMA/MP3/WAV(PCM)。WM DRM 10にも対応。静止画はJPEG表示が可能。ダイレクトエンコード機能も備えている。
外形寸法や重量、連続再生時間、対応OSなどはU205と同共通。10分の急速充電で約3時間の再生も行なえる。
□東芝のホームページ
(2007年11月5日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
Copyright (c)2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|