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ソニー、1TBのDLNAサーバー「ライブログ ステーション」
-実売6万円。AVCHDやHDV共有などが可能


5月17日発売

標準価格:オープンプライス


 ソニーは、DLNA対応のホームサーバー「ライブログ ステーション(Liblog Station)」2製品を5月17日より発売する。HDD容量1TBの「VGF-HS1」と、1.5TBの「VGF-HS1S」を用意する。価格はともオープンプライス。店頭予想価格は1TBが6万円前後、1.5TBが8万円前後の見込み。1.5TBモデルはVAIOオーナーメードモデルで、一部店舗および直販サイトで販売される。

 ソニー製PC「VAIO」の周辺機器として、デジタルコンテンツの利用範囲を拡大することを目指した「Extension Line by VAIO」カテゴリの製品。

 Gigabit Ethernetを備えたホームサーバーで、DLNAに対応。1TBモデルの「VGF-HS1」では、500GBのHDDを2基内蔵、1.5TBモデル「VGF-HS1S」では750GB HDDを2基内蔵している。

 サーバーの動画や音楽コンテンツを、同一ネットワーク内のソニーリンク対応VAIOや各種DLNAクライアント機器から再生できる。対応動画形式はAVCHDとMPEG-2、HDV(MPEG-2 TS)。音楽はMP3とWAV、ATRAC、ATRAC Advanced Lossless、AAC、WMA。静止画はJPEG、BMP、PNGの各ファイルを共有できる。

 コンテンツの取り込みは、PCからの転送のほか、前面に備えたマルチカードスロットやUSB端子からのデータコピーが可能。カードスロットは、メモリースティックやSD/SDHCメモリーカード、コンパクトフラッシュに対応する。ボタンを1回押すだけで、メモリーカードやUSB接続機器内の動画や写真データを取り込める「おまかせコピー」機能も備えている。PCからのコンテンツ転送用ソフトとして「PC Link」も同梱しており、PC内の指定のフォルダのデータバックアップも可能となっている。

 同一ネットワーク上のDLNA対応テレビやPCからHS1上のコンテンツ再生が可能なほか、遠隔地からHS1にアクセスできる「ホームアクセス機能」も搭載。「VAIO Picture Lab」により、外出先のPCからブラウザを経由して、HS1上の写真再生やスライドショー、お気に入り写真のダウンロードなどが行なえる。また、あらかじめ登録した家の外のPCなどとの間で、データの送受信が可能な「データリンク機能」も備えている。

 USB端子は、前面の1系統ほか、背面に2系統装備。2基の静音冷却ファンを内蔵し、動作音を低減しているほか、利用状況に合わせてHDDや冷却ファンを停止するスタンバイモードも備えている。消費電力は最大約30W(スタンバイ時12W)。電源はACアダプタ。外形寸法は270×71mm(直径×高さ)、重量は約3.1kg。


□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200805/08-0507/
□製品情報
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/HS1/index.html
□VAIOのホームページ
http://www.vaio.sony.co.jp/
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( 2008年5月7日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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