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また、電話をかける相手の画面にメッセージが送れる「着デコ」や、1台の携帯で2つの電話番号とメールアドレスが使える「ダブルナンバー」という新サービスも発表した。
ワンセグや音楽再生機能の有無は下表の通り。ワンセグ対応モデルは全機種録画対応で、内蔵/microSDカードへの録画が可能。音楽再生でサポートするフォーマットは機種によって異なるが、WMA形式のPC向け音楽配信サービスで取得した楽曲を、携帯電話にも手軽に転送できる専用ソフト「S! ミュージックコネクト」も引き続き用意しており、「820N」、「821N」、「823T」、「824T」を除いた6モデルが対応。この機能に対応しているモデルは、いずれもWMAファイルの再生が行なえる。
■ 923SH シャープ製AQUOSケータイの第5世代モデル。液晶TV「AQUOS」で培ったという技術を投入した、3.3型のNew モバイル ASV液晶ディスプレイを搭載。前モデルと比べ、約64倍の1,677万色表示が行なえるという。解像度は480×854ドット。サブディスプレイとして0.6インチ、86×16ドットの有機ELディスプレイも備えている。 ワンセグ受信に対応。15fpsのワンセグ放送を、30fpsに変換して表示する「なめらかフレーム補間」に対応。屋外視聴での視認性を向上させる「リフレクトバリアパネル」も採用する。内蔵メモリ、microSDHCカードのどちらにも録画が可能。新たに、録画中の追っかけ再生機能を搭載。録画中の番組を、録画を停止せずに巻き戻して再生したり、番組の頭から再生するといったことが可能。手動の早送りを織り交ぜながら、現在の放送に追い付くこともできる。 追っかけ可能な録画時間の制限は無い。ただし、追っかけができるのは、外部メモリーカードに録画している時のみで、内蔵メモリへの録画中には行えない。追いかけ時の操作、録画済み番組のシークには決定ボタンと一体化した光学センサー「光TOUCH CRUISER」が使用可能。マウスのような柔軟な操作が行なえるという。
なお、「着デコ」や「ダブルナンバー」といった、2008年夏の新サービスに対応するのは923SHのみ。また、既報の通り、ヤフーとシャープが協力して開発した、液晶テレビ「AQUOS」向けのインターネットサービス「Yahoo! JAPAN for AQUOS」にも対応。従来からAQUOSケータイには、液晶テレビAQUOSを操作するためのリモコンアプリをプリインストールしていたが、その機能を強化。携帯の「Y!」ボタンを長押しするだけで、テレビのリモコンを使うよりも速く、液晶テレビでYahoo!のトップページにアクセスできる。
携帯電話の通信機能などは一切使っておらず、赤外線のリモコンとして液晶テレビを操作可能。Yahoo! ページ内の移動などに加え、チャンネル変更や音量調節など、テレビの基本機能も携帯から操作できる。対応する液晶テレビは「Yahoo! JAPAN for AQUOS」に対応するモデルと共通。 ほかにも、辞書機能を強化。専用キーを押すだけで、オンラインのフリー百科事典「ウィキペディア」にアクセスする機能を業界初採用。内蔵辞書とも連携しながら、新しい言葉にも対応できるという。2画面表示のマルチタスクもサポートしているため、ウィキペディアで調べた内容を、作成中のメールにコピー&ペーストするといった使い方もできる。
また、自分の居場所をワンタッチで「Yahoo! 地図」で確認できる機能も装備。29mmの広角レンズを搭載したデジカメ機能も備えている。外形寸法は約113×50×18.6mm(縦×横×厚さ)。重量は135g。W-CDMA網での連続通話時間は250分、待ち受け時間は350時間。カラーリングはワインレッド、ブラック、ネイビー、クリアホワイト、シルキーピンクを用意する。
■ 824SH/823P
具体的なカラーは「Elegant Line」がゴールド、ブラック、レッド、ネイビー、シルバー。「Active Line」がブラック×オレンジ、ブラック×ピンク、ホワイト×シルバー、ピンク×シルバー、メタルシルバー×グリーン、メタルシルバー×ブルー。
松下電器の「823P」も防水タイプのワンセグモデル。通称“トロピカル”。防水機能はIPX5/7相当で共通。防水モデルとしては最大だという3インチの液晶ディスプレイを装備。外形寸法は約108×50×17.6mm(縦×横×厚さ)。重量は約132g。カラーバリエーションはピュアホワイト、チェリーピンク、マリンブルー、ライムグリーン、メープルブラウン。
■ そのほか シャープの「825SH」は、多様なカラーリングを用意するPANTONEケータイの新モデル。102.9×48×14.9mm(縦×横×厚さ)のコンパクトなボディに、スライド式のボディを採用。モーションコントロールセンサーも備え、持ち方に合わせた表示方向の変更や、左右に振るなどの動作で決められた機能を起動させるなどのショートカット設定が可能。
また、「821N」には、女性誌「GLAMOROUS」とコラボレーションしたモデルも用意。「821N GLA」と名づけられたもので、9月6日に発売予定。パープル、ホワイト、ブラックの3色を用意し、「セクシーかつ格好いい、こだわりを持った女性向けのデザイン」を採用したという。会場には「GLAMOROUS」を代表し、モデルの道端ジェシカさんが登場。孫代表と握手を交わした。
「824P」は松下電器製。見る角度によって本体表面の色が微妙に変化する、カッティングミラーデザインが特徴。3インチ、240×427ドットのTFT液晶ディスプレイを備えている。「824T」も、宝石のようなデザインが特徴。色彩心理学者の末長蒼生氏が監修しており、癒しを演出するというパステル調の4色をカラーバリエーションとして採用。パステルブルー、パステルピンク、パステルパープル、ビビッドピンクを用意する。
「820N」はステンレス素材を採用し、11.7mmという薄さが特徴のモデル。NEC製で、821Nと同様にLEDを使った「マイシグナル」機能を用意する。東芝製の「823T」は、折りたたみ筐体の両面に、高級感のあるテクスチャーを配したモデル。液晶テレビREGZAで培った高画質化機能も備えている。松下電器「921P」は、VIERAで培った高画質技術を投入。モバイルPEAKSプロセッサを備え、15fpsのワンセグを30fpsに変換し、なめらかな再生が行なえる。
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■ 女性に向けたラインナップを ソフトバンクグループの孫正義代表は、同社これまでのラインナップについて、「ずいぶん努力もしたけれど、ソフトバンクの携帯電話はGPSやワンセグなど、機能がメインで、どちらかというと男性ユーザーが多いイメージがあった」と説明。その上で、「どうしても男性エンジニアがデザインしているので、これまでの携帯電話には男性的な、ゴツゴツしたデザインのものが多かった」と語り、今回発表した夏モデルは“女性に向けたラインナップ”であることを発表。1年程前からプロジェクトを作り、女性の意見を積極的に取り入れ、完成したシリーズだという。
ドコモとauが、相次いで動画コンテンツに注力していることについて、孫氏は「我々は既に実施している。ソフトバンクを中心とした野球の試合の配信なども手がけており、他社には無い強み。何より動画はコンテンツが大事だ」とし、プラットフォームだけでなく、コンテンツの魅力強化に今後も取り組む姿勢を強調。また、噂されるアップルの「iPhone」について質問が飛んだが、「噂には一切コメントしない。その質問に関しては全てノーコメント」と答えるにとどまった。
発表会には、CMでおなじみの白戸家のお母さん(樋口可南子さん)、お兄さん(ダンテ・カーヴァーさん)、わたし(上戸彩さん)も登場。CM好感度ランキングの女性タレントで、上戸さんと樋口さんがワンツーフィニッシュを決め、ダンテ・カーヴァーさんが木村拓哉さんを抑えてナンバーワンになったことが報告され、「名実共に、日本で一番有名な家族」として3人が紹介された。
「1カ月に1度のCM撮影が本当に楽しみ」と語るのは樋口さん。上戸さんも、本当の兄妹のようにダンテ・カーヴァーさんと仲良くなったという。ダンテ・カーヴァーさんは木村拓哉さんを抑えてトップとなった感想を問われると、「想定外でした」と答え、場内から喝采を浴びた。なお、人気のお父さんは「一人旅に出ている」とのことで欠席。「意外と怖い人で、最初はスタッフに噛み付いたりしていたんですが、いまではすっかり穏やかな性格になったんですよ」とは、樋口さんの弁。しかし、新作CMとして、上戸さん演じる“わたし”がボーイフレンドを連れてくるという衝撃的(?)な映像が流れると、どこからか「今日はそこまで!!」というお父さんの声が会場に響いた。やはり娘が心配で、こっそり見に来ていたようだ。
□ソフトバンクモバイルのホームページ
(2008年6月3日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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