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シャープ株式会社は、世界最大の108型液晶ディスプレイ「LB-1085」を商品化。7月19日に東京 新宿にオープンするシネマコンプレックス「新宿ピカデリー」に納入する。受注生産品となり、価格はオープンプライス。販売価格は納入先との個別の契約となるが、目安としては1,100万円前後としている。 亀山第2工場で採用している第8世代マザーガラスから1面取りできる108型のワイドASV液晶パネルを採用。解像度は1,920×1,080ドット、最大表示色は7.6億色。最大輝度は400cd/m2、コントラスト比は1,200:1、視野角は上下/左右176度、応答速度は6ms。 今回、「新宿ピカデリー」に納入。同劇場のエントランスロビーは、1階から3回までの大きな吹き抜けがあり、そこに面した3階メインロビーの中央に108型ディスプレイを設置する。シャープでは、「大きな窓から外光が差し込む明るいロビーに、映画の予告編や広告映像などメリハリある大迫力の映像を表示する」としている。 入力端子はHDMI×3、DVI-I×1、コンポーネント×2(RCA×1、BNC×1)、S映像×1、コンポジット×2、アナログ音声×4(RCA)、PC/AV用音声×1(ステレオミニ)を装備。15W×2chのアンプを内蔵。アナログ音声出力と、スピーカー出力を装備する。 ボディはファンレス設計で、消費電力は1,130W。外形寸法は2,572×202×1,550mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約195kg。 □シャープのホームページ ( 2008年6月13日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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