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松下電器産業株式会社は1日、家電製品のリサイクル料金を11月1日に改定すると発表した。ブラウン管テレビの場合は、従来1台あたり2,835円が必要だったが、11月1日からは15型以下のものが1,785円に値下げされる。そのほかの製品に関しては以下の通り。
値下げの背景について同社は、「2006年6月より開始された産業構造審議会と中央環境審議会の合同会合において、リサイクル料金の引き下げについて、メーカーに対して強い期待が寄せられたため」と説明。廃棄製品や料金の回収を行なっている小売業者の協力を得て実現したという。 2011年のアナログ停波に向け、家庭からのブラウン管アナログテレビの排出の増大が予想されているが、同社は「廃棄時の負担感が少しでも減じられ、適正な排出が促進されることが求められている。今回の料金改定も一助となり、不法投棄が減少するよう願っている」とコメントしている。
なお、松下電器では2001年4月の家電リサイクル法本格施行以来、現在までに対象4品目合計で1,500万台を越える再商品化を実施したという。
□松下電器のホームページ
(2008年8月4日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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