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ソニー、最薄部9.9mmの世界最薄液晶TV「BRAVIA ZX1」
−5GHz無線でレイアウトフリーを実現


11月10日発売

標準価格:オープンプライス


 ソニーは、世界最薄の液晶テレビ「BRAVIA ZX1」を11月10日より発売する。40型の「KDL-40ZX1」の1モデルで展開し、価格はオープンプライス。店頭予想価格は49万円前後の見込み。

 1,920×1,080ドットのフルHD液晶テレビながら、ディスプレイ最薄部で世界最薄の9.9mm、最厚部で28mmを実現した。薄型化の実現のため、チューナを内蔵したメディアレシーバは外付けとして、ワイヤレスでディスプレイに映像や音声を伝送する。モニター部分の質量は12.2kgで、世界最軽量となっている。

ディスプレイ最薄部で世界最薄の9.9mmを実現。最厚部で28mmを実現した

フロアスタンドに設置したところ

 超薄型化を実現したのは、パネルセット一体型の薄型設計と、バックライトを白色LEDのエッジライト方式としたこと。光源が液晶背面にはなく、4方のベゼル部に内蔵したLEDとし、独自の偏光板により40型のパネル全体を均一に照らしている。これにより、従来のCCFL方式を越える色鮮やかと微妙な色合いが再現できるという。x.v.Colorや、Deep Color入力もサポート。オンスクリーンコントラスト比は3,000:1。視野角は上下左右178度

 薄型ながらアルミキャビネット/ベゼルの採用により、放熱効率を高め、ファンレス構造を実現している。ディスプレイ部には外部入力としてHDMI入力を1系統備えるほか、ワイヤレス受信部を内蔵。メディアレシーバからの映像をワイヤレスで受信可能となっている。

 メディアレシーバ部は、地上アナログ、地上/BS/110度CSデジタルチューナを各1系統搭載。無線伝送方式は5GHz帯で、20mの伝送が可能。映像圧縮方式は独自形式(1080i)で伝送される。伝送に伴う遅延は、1,000分の1秒以下としている。メディアレシーバを分離し、ディスプレイを薄型化したことで、自由な設置を実現。専用壁掛けユニット「SU-WL700」(29,400円)や、フロアスタンド「SU-FL71M」(49,350円)なども用意している。

メディアレシーバ部

「モーションフロー120Hz」駆動や高画質回路の「ブラビアエンジン2」を採用した

 「モーションフロー120Hz」駆動も採用しており、60iや24pの映像内の「ぼやけ」を検知。補正を行なう「IBリダクション機能」を備え、補正後のくっきりとした映像をもとに中間のコマも作成。よりくっきりとした映像を表示する。24pの映画ソースなどの場合は、映像と映像の合間に4枚ずつの補間映像を作成、60iでは1枚ずつ作り、120コマ/秒間で表示する。

 高画質回路は「ブラビアエンジン2」を採用。入力信号の細かな解析とノイズ低減を図るほか、カラーエンハンサー技術で緑・青・白を他の色に影響を与えることなく補正。映像を1フレームごとに解析し、明るさの分布によってリアルタイムにコントラストを制御するダイナミックコントラスト機能も備えている。

 EPGは、ユーザーの視聴傾向や登録したキーワードをもとに、条件に合う番組に「☆」印を表示する「お好みナビ」機能を装備。放送開始直前には、現在視聴中の画面右下にお好みナビアイコンが出て告知を行なう。

 静止画表示も可能で、USB接続したデジタルカメラ内の画像などが表示可能。スライドショー機能も備えている。専用の画質モード「BRAVIA プレミアム・フォト」も使用できるが、ZX1の場合はディスプレイ部にHDMI接続している場合のみ対応している。

 アンプ部にはデジタルアンプを採用。最大出力5W×2chと10Wのウーファで構成。別売の専用スピーカー「SS-WAL700」(49,350円)を接続した場合は10W×2ch出力となる。バーチャルサラウンド機能の「S-Forceフロントサラウンド」も使用可能。

 「ソニールームリンク」に対応しており、DLNA対応のレコーダなどで録画した番組や映像を、ネットワーク経由で再生可能。GUIにはXMBを採用している。アクトビラにも対応しており、動画配信の「アクトビラ ビデオ」にも対応。ただし、HD映像を配信する「アクトビラ ビデオ・フル」には対応していない。テレビ画面の右側にネット上の情報コンテンツを表示する「アプリキャスト」にも対応。ニュースや天気予報、ショッピング、旅行情報など、約30個のアプリが用意されている。

 メディアレシーバ部は、HDMI入力を3系統用意。ブラビアリンクもサポートする。消費電力は、ディスプレイ部は195W。メディアレシーバ部が31W。そのほかの仕様は下表の通り。おき楽リモコン「RMF-JD005」と、シンプルリモコン「RM-JD017」を同梱する。


● カスタマイズ受注生産にも対応

 またKDL-40ZX1は、同社が新たなテレビの選び方として開始する「<ブラビア> プレミアムオーダー」に対応している。<ブラビア> プレミアムオーダーは、インテリアや用途にあった設置スタイルや、カラーや質感などにこだわったオリジナルデザインの筐体を提供するサービス。

 モニター部をベースとし、通常仕様の「ワイヤレス」のほか、メディアレシーバを省いた「ワイヤード」が選択可能。また、本体色も店頭モデルのブラックに加え、シルバー、ボルドーレッド、ネイビーブルーの4色を用意する。さらに、3種類の設置形態(壁掛け/壁寄せ/テーブルトップ)、2種類の専用スピーカー(ブラック/シルバー)を選ぶことができ、全56通りの組合せを注文に応じて受注生産を行なう。

 専用カラーとなるボルドーレッド・ネイビーブルーについては、日本の伝統工芸である漆塗りの技法を用いて、画面を取り囲むベゼル部に特殊な塗装が施されている。

 <ブラビア> プレミアムオーダーは、直販サイト「ソニースタイル」で販売を開始し、ソニーショップほか、特約店において順次展開する。なお、販売価格および販売開始日などについては、9月中旬にソニースタイルで案内するとしている。

シルバー ボルドーレッド ネイビーブルー


品番 KDL-40ZX1
サイズ 40V型
スピーカー 5W×2ch + 10W
ディスプレイ部 レシーバ部
消費電力
(待機時)
195W(0.3W以下) 31W(0.4W以下)
入力端子 HDMI×1 HDMI×3
D5×2
コンポジット×2
S映像×1
アナログRGB(D-Sub 15ピン)×1
PC用音声×1
出力端子 コンポジット×1
光デジタル音声×1
アナログ音声×1
ヘッドフォン×1
その他の端子 モジュラー×1
Ethernet×1
USB×1
AVマウス×1
外形寸法
(スタンド除く)
(幅×奥行き×高さ)
98.6×2.8×59.9cm 43×28.2×6.8cm
重量
(スタンド除く)
12.2kg 3.4kg

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200808/08-0828/
□ニュースリリース(<ブラビア> プレミアムオーダー)
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200808/08-0828C/
□製品情報
http://www.ecat.sony.co.jp/bravia/lineup/series.cfm?series=zx1
【8月28日】ソニー、“史上最高画質”や世界最薄など新「BRAVIA」
−RGB LEDの「XR1」や27mm液晶、240Hz駆動など
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20080828/sony1.htm
【4月16日】「ソニーが最も薄いテレビを投入する」、吉岡事業部長
ファインテック・ジャパンで講演。世界1,000万台出荷達成
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20080416/display2.htm

( 2008年8月28日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp/yamaza-k@impress.co.jp]


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