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ソニーは、Bluetooth機能を拡張した“踊る音楽プレーヤー”「Rolly」の新モデル「SEP-50BT」を11月21日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4万円前後の見込み。ボディカラーはホワイトとピンクを用意。また、ソニースタイル限定モデルとしてブラックも発売。直販価格は39,800円。
Rollyは、アクティブスピーカー内蔵の踊る音楽プレーヤーで、アーム2箇所、ショルダー2箇所、ホイール2箇所の合計6箇所の可動部とLEDサイドランプを装備。音楽にあわせてダンスすることが最大の特徴。音楽再生中にプレイボタンをダブルクリックすると、設定した「モーション」にあわせて踊りながら楽曲再生する。 従来モデル(SEP-10BT)からの強化点は、内蔵メモリを2GBに拡張(従来は1GB)したほか、Bluetooth機能を拡張し、PCや携帯電話からのコントロールが可能となったこと。また、女性層への訴求を目指し、カラーバリエーションにピンクを追加している。
Bluetooth機能の強化点は、SPP対応による再生コントロール機能の追加。パソコン/PC用の新ソフトウェア「Rollyリモート」を提供予定で、パソコン用は製品に同梱。携帯電話についてはダウンロードが必要となり、対応機種を11月下旬以降に開示予定としている。パソコン用の対応OSはWindows XP/Vista。 Rollyはディスプレイを備えていないため、従来は再生中の楽曲名を確認したり、聞きたい曲をすぐに呼び出すといったことができなかった。新たにパソコンや携帯電話から、Rollyリモートを利用することで、選曲や曲名確認が可能となる。さらに、従来はモーション(ダンス)中に音量を調整できなかったが、リモコンからのボリューム調整やモーションの連続再生などが行なえるようになった。 操縦機能も追加し、RollyリモートからRollyの回転や前進などの操作も可能。さらに、複数台のRollyを同時に再生するセッション機能も追加している。パソコンのRollyリモートから最大7台までのRollyで同時に楽曲再生が行なえる。 また、セルフモーションの動き改善や振り付けを設定する「Motion Editor」の改善を図った。デザイン面でもヒンジメッキパーツの改善などが行われている。誕生日やクリスマス、などイベントにあわせた起動音を17種類用意し、設定可能となっている。
そのほかの主な機能は従来モデルと共通で、内蔵メモリに転送したATRAC(48~352kbps)/MP3(32~320kbps)/AAC(16~320kbps)/WAVの再生が可能。DRMファイルには対応しない。PCとはUSB端子で接続し、転送ソフト「SonicStage V」やモーション設定ソフト「Motion Editor Ver.1.1」が付属する。 Bluetoothのプロファイルは、SPPとA2DP、AVRCPで、Bluetooth対応携帯電話からの着うた再生などが可能となっている。最大出力は1.2W×2ch。電源はリチウムイオンバッテリ「BT-SE10」で、連続再生時間は5時間(モーション時約4時間、Bluetooth通信時約4時間30分)。充電はUSB端子または、ACアダプタで行なう。外形寸法は65×104mm(直径×幅)、重量は300g。 なお、旧モデル「SEP-10BT」についても、Bluetooth機能の強化によるリモコン操作やプレイリスト閲覧を可能にする有償アップグレードを12月上旬に開始予定。詳細については後日告知するとしている。 □ソニーのホームページ ( 2008年10月28日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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