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パナソニック、VIERA Link対応のシアターシステム
-ワイヤレス伝送/ラックシステムの2シリーズ


ワイヤレスシアターシステム「SC-ZT1-S」のスピーカー

3月1日より順次発売

標準価格:オープンプライス


 パナソニック株式会社は、VIERA Link対応のシアターシステムを3月1日より順次発売する。ラインナップは、ワイヤレスシアターシステム「SC-ZT1-S」と専用増設スピーカー「SB-ZT1-S」、ラックシアターの「SC-HTX7-K」と「SC-HTX5-K」。価格はいずれもオープンプライス。詳細は下表の通り。

種類 型番 対応機種 発売日 店頭予想価格
ワイヤレス
シアター
SC-ZT1-S VIERA
Zシリーズの
54~46V型推奨
4月20日 148,000円前後
SC-ZT1-S専用
サラウンド
スピーカー
(2本1セット)
SB-ZT1-S SC-ZT1-S 10万円前後
ラックシアター SC-HTX7-K VIERA
Z/V/G/Xシリーズの
50~42V型推奨
3月1日 128,000円前後
SC-HTX5-K VIERA
Z/V/G/Xシリーズの
42~37V型推奨
118,000円前後


■ ワイヤレスシアター

コントロール部

 VIERA Zシリーズの壁掛け/壁寄せ設置にマッチする「スリムでスタイリッシュな」ワイヤレスのシアターシステム「SC-ZT1-S」。スピーカー部(2本)とコントロールボックス部を合わせた製品構成で、2.4GHz帯の無線伝送を使ってコントロールボックス部からスピーカー部へ音声を送信可能。

 スピーカーはスリムポールタイプ。2.4×10cmの平面型ユニットを垂直方向に4基直列配置で搭載。ポールの各ユニットから放出される線音源のサウンドは、上下左右方向に均一で、視聴位置が変わってもクリアなサウンドが楽しめるという。また、台座部分に12cmのロングストロークウーファを搭載。反射板を通して、低音を360度方向に放射する。

TH-P54Z1と組み合わせたところ スピーカーはスリムポールタイプ。2.4×10cmの平面型ユニットを垂直方向に4基直列配置で搭載
台座部分に12cmのロングストロークウーファを搭載 SC-ZT1-S SC-ZT1-Sの背面

 入力はHDMIと光デジタルを各2系統、アナログ音声を2系統、出力はHDMIを1系統装備。VIERA Linkに対応し、VIERAのリモコンから、ラックシアターのON/OFF設定や、電源調整、サウンドモード(スタンダード/スタジアム/ミュージック/シネマ/ニュース)の切り替えが可能。さらに、DIGAから録画した番組のジャンル情報に基づいて自動的に最適なサウンドモードを切り替える「番組ぴったりサウンド」も搭載する。

 さらに、深夜など大音量が出せない場合でも、シアターの臨場感が利用できる「ウィスパーモードサラウンド」や、ラックシアターを使用しないときは自動的に電源をOFFにする「こまめにオフ機能」も備える。

 サラウンド音響を2chで再現する同社独自の「バーチャル3Dサラウンドシステム」を採用。2本のスピーカーで最大7.1chまでのサラウンド感を再現することが可能。また、AACやドルビーデジタル、DTSのデコーダを搭載するほか、HDMIのリニアPCM 7.1ch入力にも対応。DIGAでデコードしたBDビデオのリニアPCM 7.1ch音声を入力し、再生できる。ドルビープロロジックや、ドルビーバーチャルスピーカーも搭載する。

 さらに、別売の専用増設スピーカー「SB-ZT1-S」(2本1セット)をワイヤレスでリアに追加することで、本格的なサラウンド再生が可能。

 外形寸法/重量/消費電力は、コントロール部が430×262×59mm(幅×奥行き×高さ)/約2kg/11W(待機時約0.5W/省待機電力モード時約0.2W)、スピーカー(1本)が290×290×1,231mm/約3.9kg/35W(ワイヤレスリンク待機時約0.8W/電源スタンバイスイッチOFF時約0.08W)。ボディカラーはシルバー。リモコンが付属する。


■ ラックシアター

「SC-HTX7-K」をTH-P50V1と組み合わせたところ

 VIERA Link対応の2.1chラックシアター。違いは対応VIERAサイズで、50~42V型推奨の「SC-HTX7-K」と、42~37V型推奨の「SC-HTX5-K」の2製品を用意。既存の「HTRシリーズ」と合わせて、7モデルのラインナップで展開していくという。

 特徴はラウンドフォルムデザインを採用したこと。省スペース設置を実現するほか、テレビとラックスピーカーの位置を揃えて設置が可能。画面と音の向きが揃えられる。

ラックシアター。SC-HTX7-K(上)とSC-HTX5-K(下) テレビとラックスピーカーの位置を揃えて設置可能

 アンプ部は、ともに出力90W×2ch、サブウーファ105Wの2.1ch構成。スピーカーユニットも共通で竹繊維の振動板を採用したフルレンジの6.5cmコーン型×2基をフロントに、13cmコーン型×1基をウーファ部に搭載する。

 入力端子はHDMIと光デジタルが2系統、出力端子はHDMIを1系統、アナログ入力を2系統装備。VIERA Linkに対応し、VIERAのリモコンから、ラックシアターのON/OFF設定や、電源調整、サウンドモード(スタンダード/スタジアム/ミュージック/シネマ/ニュース)の切り替えが可能。「番組ぴったりサウンド」、「ウィスパーモードサラウンド」、「こまめにオフ機能」も搭載。

 またこちらも、AACやドルビーデジタル、DTSのデコーダを搭載するほか、HDMIのリニアPCM入力にも対応。DIGAの7.1chデコーダから出力されたBDビデオのリニアPCM音声を入力し、ラックシアターで再生できる。ドルビープロロジックや、ドルビーバーチャルスピーカーも搭載する。

 外形寸法と重量はSC-HTX7-Kが1,240×512×444mm(幅×奥行き×高さ)/約35kg、SC-HTX5-Kが1,050×482×444mm(同)/約30kg。以下は共通で、天板耐荷重は80kg、消費電力は90W(待機時約0.4W/省待機電力モード時約0.1W)。ボディカラーはともにブラック。リモコンが付属する。



□パナソニックのホームページ
http://panasonic.co.jp/
□ニュースリリース(ワイヤレスシアター)
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn090203-4/jn090203-4.html
□ニュースリリース(ラックシアター)
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn090203-5/jn090203-5.html
□製品情報
http://panasonic.jp/theater/
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( 2009年2月3日 )

[AV Watch編集部/ohrui@impress.co.jp]


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