デノン、Blu-ray対応ユニバーサルプレーヤーの発売を再延期

-5月中旬に。「メディア/フォーマット再生最適化のため」


新発売日:5月中旬

標準価格:54万6,000円


 株式会社デノンコンシューマーマーケティングは、Blu-ray DiscビデオのほかSACDやDVDオーディオの再生にも対応したユニバーサルBlu-ray Discプレーヤー「DVD-A1UD」の発売を、5月中旬に延期すると発表した。延期は2度目となる。

ブラックモデル

 延期の理由については「開発段階における各種メディア、フォーマットの再生最適化に時間を要している」と説明。同製品は、発表時に1月下旬発売としていたが、3月下旬に延期するとアナウンスしていた。今回の再延期により、当初予定から4カ月近く遅れることになる。なお、価格は54万6,000円で変更は無い。カラーリングはプレミアムシルバー(SP)、ブラック(K)の2色を用意する。

 BD-ROM(BDビデオ/BDMV)、BD-R/RE、DVDオーディオ、DVDビデオ、DVD-R/RW、SACD、CD、CD-R/RWの再生が可能なユニバーサルBDプレーヤー。SD/SDHCカードスロットも備えており、カード内の動画/音楽再生と静止画表示も可能。

 2系統のHDMI Ver.1.3出力を備え、1080/60p、1080/24pの出力が可能。本体でドルビーTrueHDやDTS-HD Master Audioのデコードも可能。アナログ7.1ch出力も1系統備えている。独自のエンハンサー技術「D.P.I.C.」で補正することで高画質化を行なうほか、高音質伝送技術「DENON LINK 4th」も採用する。さらに、2系統のHDMI出力を使った「AVピュアダイレクト」も利用可能。


(2009年 3月 19日)

[AV Watch編集部 中林暁]