パナソニック、リオ五輪を8K/240型で高輝度公開上映。リオの360度映像体験も

　パナソニックは、リオデジャネイロオリンピックとパラリンピックに合わせて、体感型イベント「Stadium of Wonders in Tokyo」を東京・有明のパナソニックセンター東京で7月23日～9月19日に開催。期間内の8月6日～22日には、240型画面で8Kスーパーハイビジョンが楽しめるパブリックビューイングを行なう。入場は無料で予約不要。

8Kスーパーハイビジョン パブリックビューイングのイメージ

　NHKとオリンピック放送機構が共同制作し、NHKが試験放送する8Kスーパーハイビジョン映像を、パナソニックセンターで上映。開会式と閉会式、競泳、陸上の一部は生中継される。期間は、8月6日～22日の10時～18時(6日と22日は8時開場)。場所はパナソニックセンター東京 ホール。

　上映には、4K投写対応の高輝度DLPプロジェクタ4台を使用、240型画面に4万ルーメンの明るさで8Kスーパーハイビジョン映像を表示。200型以上の8K SHV生中継パブリックビューイングとして、4万ルーメンは「国内最高輝度」としている。

　高輝度な4つの高解像度映像をシームレスにつなぎ合わせる「8Kマルチスクリーンサポートシステム」を採用。映像のつなぎ目において重なり合うエリアの輝度をコントロールし、画面の境界を感じさせないという映像を実現。色の微妙な個体特性を補正し、つなぎ合わせることで各画面間の色の均一化を追求。高い色再現性と8K高輝度大画面投写を可能にしたという。

　音響設備には、プロ向けブランド「RAMSA」のスピーカーを採用し、22.2chのサラウンドシステムを構築。「臨場感溢れる8Kスーパーハイビジョンのパブリックビューイングを実現する」としている。

　既報の通り、リオ五輪のパブリックビューイングはパナソニックセンター以外でも同期間に開催。東京・大阪合わせて6会場で行なわれる。

　パナソニックの「Stadium of Wonders in Tokyo」イベントでは、8K上映以外にも、360度カメラで撮影した映像により、リオデジャネイロの街の中にいるような360度の風景を見渡せるバーチャル体験や、プロジェクタの投写映像でリオオリンピックのマスコット「ヴィニシウス」と一緒に写真撮影が可能なフォトスポットなどの体感展示イベントを用意する。