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パイオニア、ハイレゾ対応で映像ミュートも可能なBD/SACDプレーヤー。約45,000円
2016年9月6日 14:15
オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは、パイオニアブランドのBlu-rayプレーヤー「BDP-X300(B)」を10月上旬に発売する。SACDの再生も可能で、DLNAのネットワークプレーヤー機能や、ハイレゾ再生機能も搭載。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は45,000円前後。
192kHz/24bit対応DACを搭載。電源基板に輻射ノイズを抑えるシールドケースを採用。ケースにエンボス加工を施し、定在波制御インシュレーターも搭載。音質に悪影響を及ぼす定在波の発生やノイズを防ぎ、高音質な再生ができるという。
新開発の「HQ SOUND」機能を使うと、HDMI接続で信号を送る際にビデオ信号をミュート。AVアンプ内でビデオ信号がオーディオ信号に影響するのを抑え、クリアな音楽再生が可能という。CDの再生だけでなく、BDのライブ作品などで、テレビの画面を消して音声だけを高音質で楽しむといった使い方も提案している。
PQLSビットストリームにも対応。パイオニアブランドの対応AVアンプとHDMI接続すると、独自のジッターレス技術を使い、高純度な信号伝送が可能。CD、SACD、DVD、BDのマルチチャンネル再生でも音像の定位感、立体感、クリア感などに優れるという。
USBメモリに保存した192kHz/24bitまでのWAV、FLAC、Apple Losslessや、2.8MHzまでのDSD再生が可能。WAV、FLAC、DSDのマルチチャンネル音声ファイルも再生できる。
MiracastとWi-Fi Direct、DLNAもサポート。Miracast対応のスマートフォンの映像などを再生できるほか、Wi-Fi Directを用いて、無線LANルーターが無い環境でも端末との直接ワイヤレス接続が可能。DLNAを使えば、LAN内の対応NASなどに保存したコンテンツをネットワーク経由で再生できる。
CDやBDビデオ、SACDに加え、デジタル放送を録画したBD-R/RE(BDAV)、 DVD(AVCREC/VRモード/CPRM対応)、AVCHDで記録したディスクも再生可能。3D静止画(MPO)やDivXなどの再生もできる。
4K/24p対応のテレビとHDMI接続すると、フルHD(1080/24p)の映像コンテンツを自動で4K/24pにアップスケール。 その他の解像度も、4K/24pへのアップスケーリング再生が可能。
再生時には、リモコンから「10秒戻し」、「30秒送り」が利用可能。3D対応テレビとHDMI接続すれば、Blu-ray 3Dも再生できる。スマートフォンから製品をコントロールする専用アプリ「iControlAV」も用意する。
出力はHDMI、アナログ音声、同軸デジタル、光デジタルを各1系統装備。Ethernet端子も備え、USB端子はフロントとリアに各1系統搭載。消費電力は19W。外形寸法は435×250×63mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は2.3kg。