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AK100II/120IIのUSBオーディオデジタル出力は見送りに。AK240は対応済み

 アユートは10月6日、iriver Astell&Kernのハイレゾポータブルオーディオプレーヤー「AK100II」と「AK120II」へのUSBオーディオデジタル出力機能の追加を見送ると発表した。なお、同世代のAK240には、9月30日配信のファームウェア Ver.1.34でこの機能に対応している。

AK第2世代モデル。AK100II(左)とAK120II(中)はUSBオーディオ出力非対応となった。AK240(右)はファーム更新で対応する

 USBオーディオデジタル出力機能は、対応プレーヤーのUSB端子からDAC内蔵のポータブルアンプなどにデジタル出力できる機能で、AK70と第3世代モデルのAK380/320/300は既に対応している。第2世代のAK100IIとAK120IIでもファームアップで対応予定と6月に発表していた。

 見送った理由についてアユートでは「(2機種が)ハードウェアの設計上、USBオーディオ機能を実装することにより動作が不安定になるという検証結果となり、この2製品に関しては、USBオーディオ機能が実装できないという見解がIRIVERから発表された」と説明している。