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アイ・オー、低価格化した「RECBOX」。番組フォルダ管理対応で2TB 22,100円

 アイ・オー・データ機器は、テレビで録画した番組を別室のテレビなどでも視聴できるDLNA/DTCP-IP対応のレコーディングHDD「RECBOX」の新モデル「HVL-Sシリーズ」を11月下旬に発売する。価格は、2TB「HVL-S2」が22,100円、3TB「HVL-S3」が27,700円、4TB「HVL-S4」が38,900円。

HVL-Sシリーズ

 RECBOXは、テレビでUSB HDDやBlu-rayレコーダ、nasneなどに録画した番組をダビングして、ネットワーク経由で家庭内の別室にあるテレビなどでも視聴可能にするHDD。RECBOXにダビングしておくことで、テレビを買い替えた後でも、DTCP-IP対応であれば引き続きRECBOXから録画番組を視聴できる。

 '14年に発売した上位モデル「RECBOX DRシリーズ」 (税込直販価格48,384円/4TB、37,584円/3TB、32,184円/2TB)の基本機能を継承しつつ、低価格化した新シリーズ。ただし、スマートフォンとの接続は本体の設定や操作となり、DRシリーズとは異なり録画番組のスマホでの再生には対応せず、スマホ視聴するにはDRシリーズと連携させる必要がある。また、DRシリーズに搭載されている録画番組のトランスコード機能も省かれた。そのほか、筐体もDRから変更されている。

 nasneやブルーレイDIGA、AQUOSブルーレイなど対応機器の録画番組を、ユーザーが操作することなくRECBOXへ自動ダビングできる。また、スカパー!プレミアムサービスLink(ダビング)にも対応し、対応チューナ/レコーダの録画番組も、RECBOXにダビング可能。

 HVL-Sシリーズと連携してダビングやムーブ、再生などができるテレビやレコーダなどの対応機器一覧は、アイ・オーのサイト内で案内されている

 DRシリーズと同様に、好きな番組やジャンルごとにフォルダで分けたり、番組のタイトルを編集することなども可能。また、DRシリーズから、新モデルのSシリーズに保存されている番組もまとめて表示できるため「2台目のRECBOX」としても提案。RECBOXの既存モデルDRシリーズやHVL-AVシリーズなどの番組を、Sシリーズにムーブしてバックアップできる。

 DRシリーズと組み合わせることで、スマホ/PCアプリの「DiXiM Play SE」から録画番組を視聴することが可能。なお、Sシリーズ内の録画番組は宅外では視聴できないため、リモート視聴したい場合はDRシリーズに付属する設定アプリ「DR Controller」で、HVL-Sに入っている番組をDRシリーズ側にダウンロードすることで観られるようになる。

 テレビ視聴を妨げないという輝度を抑えたLEDや、放熱用ファンを装備。背面には、意図しないACケーブルの抜けを防ぐコードフックを備える。本体は縦置き/横置き対応で、最大2台のスタックにも対応する。横置き時の外形寸法は168×138×45mm(幅×奥行き×高さ)、重量は、2TBモデルが約1kg、3TBと4TBが約1.1kg。

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