ニュース

ソニー「α6000」に新色グラファイトグレー。「金属の重みを表現」

 ソニーは、ミラーレス一眼αの「α6000」に新色グラファイトグレーを追加し、12月2日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は6万円前後。レンズキットはなく、ボディ単体での販売となる。

α6000グラファイトグレー(SEL1670装着時)

 α6000は、2014年3月に発売開始したαシリーズの小型モデル。撮像素子はAPS-Cサイズの「Exmor APS HD CMOS」で、有効画素は約2,430万画素。映像エンジンに「BIONZ X」を搭載する。

 本体カラー以外は、発売中のα6000と共通だが、新色グラファイトグレーで「本物の金属が持っている『重み』を表現」し、手触りも「道具、ものとしての深み」にこだわり、プロット塗装によるマットな手触りとし、「プレミアム感を演出した」という。

 像面位相差AFとコントラストAFを組み合わせた「ファストハイブリッドAF」は、像面位相差AFセンサーを179点としており、コントラストAF検出エリア(25点)と組み合わせ、広いAFカバーエリアを誇る。AFは0.06秒のAFで、秒間11コマ連写でもAFが追尾し、ファストハイブリッドAFは動画撮影でも利用できる。ロックオンAFや、瞳AFにも対応。

 動画撮影機能は、AVCHD Ver.2.0とMP4に対応。AVCHDは1080/60pの28Mbpsや、60i/24pの撮影が可能。MP4は1,440×1,080/30p、640×480/30p。

 0.39型の有機ELファインダーも搭載。両面非球面レンズを4枚使った新しい光学系を用いて、約33度の広視野角を実現している。液晶モニタは3型、92万画素でチルト可能。記録メディアはメモリースティック PRO/PRO-HG/XC-HG デュオ、SD/SDHC/SDXC。

3型のチルト対応液晶を装備

 IEEE 802.11b/g無線LAN機能を搭載し、NFCに対応。スマートフォンやタブレットと連携し、撮影動画の転送や、カメラの遠隔制御に対応する。

底面

 バッテリは「NP-FW50」。写真は310枚(ファインダ利用時)、動画は約60分の撮影が可能。HDMIマイクロ出力も装備する。外形寸法は約120×45.1×66.9mm(幅×奥行き×高さ)で、本体のみの重量は約285g。