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Google HomeやPlay-Fi連携で家のオーディオが変わる? オンキヨー&パイオニアの提案
2017年1月9日 08:00
サウンドバーがGoogle Home音声操作に対応予定
オンキヨーは、サウンドバー型オーディオシステム「SBT-A500」を1月に発売。同社サウンドバーで初となるDolby AtmosとDTS:X両対応モデルで、Chromecast built-in(旧名称Google Cast)やDTS Play-Fi対応といった高いネットワーク連携機能も特徴。価格は999ドル。
この製品が'17年春のファームウェアアップデートで、Googleの音声アシスタント端末「Google Home」と連携。音声操作で、SpotifyやtuneInといったネットワーク音楽サービスのコンテンツを聴けるようになり、曲のスキップなども声で操作できる。
Chromecast built-inを使って、ホームネットワーク内の他のネットワークスピーカーとも連携可能。複数のスピーカーをグループ化して家じゅうで同じ曲を流すといった操作もできる。
パイオニアELITEブランドのサウンドバー型オーディオ「FS-EB70」もDolby Atmos/DTS:X対応。サウンドバーの左右両端のスピーカーユニットは斜め上を向いた、ドルビーイネーブルドスピーカーになっている。天井に音を反射させ、上下方向にも立体感あるサウンドを実現。
Play-FiやFireConnectなど、オーディオ機器連携の選択肢が増加
DTSのPlay-Fiは、複数のネットワーク対応スピーカーを連携して、1つのスマートフォンなどから操作して同じ曲を再生可能。ロスレスかつ低遅延で伝送できる技術点などが特徴で、パイオニアの無線LAN搭載スピーカー「MRX-3」などが対応している。
操作はPlay-Fiアプリから行ない、SpotifyやKKBOXなどのほか、ロスレス配信のTIDALもサポート。配信楽曲も高音質で複数のスピーカーで楽しめる。パイオニアELITEブランドで展開するAVアンプ「SC-LX701」などもPlay-FiやChromecast built-inに対応する。
さらに、オンキヨー&パイオニアは、米Blackfireとの協力で「FireConnect」というマルチルーム再生機能をネットワークレシーバなどに搭載開始。現時点では、対応機器がオンキヨー/パイオニア製品に限られるが、オープンな規格として他社の採用を受け入れる形をとり、前述したPlay-FiやChromecast built-inを含め、ユーザーそれぞれの利用スタイルに応じたネットワーク連携機能が選べるようにするという。