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オリオラス、シンガポール発Forté Earsの「MEFISTO」フジヤエービック中野店で先行販売開始
2025年7月5日 16:00
オリオラスジャパンは、シンガポール発のIEMブランドForté Ears(フォルテ・イヤーズ)の「MEFISTO」を8月5日に発売する。これに先駆け、7月5日に開催された「夏のヘッドフォン祭 mini 2025」を記念して、フジヤエービック中野店にて先行販売を開始する。価格は456,500円。
エンジニアでありながら、音楽学者であり古琴奏者でもある、創設者のRiccardo Yeh氏。HIFIMANで国際セールスディレクターを担当、CEOのFang氏による平面駆動技術と音響美学に触発され、HE1000やSusvaraなどの製品開発の一端を担った。
2024年のCanJam NYCおよびCanJam Singaporeでは、音楽芸術に対する自身の情熱を具現化したプロトタイプフラッグシップモデル「Romeo」を出展。そして、自らのブランドForté Ears設立へと至った。
MEFISTO(メフィスト)は、C.グノーの「ファウスト」と、A.ボーイトの「メフィストーフェレ」のストレートな歌声でありながら誘惑と陶酔が宿る世界観からインスピレーションを受けて作られたモデル。
独自のナノダイアフラム平面磁界型ツイーター「ARIA」、次世代デュアルLCPダイナミックドライバーシステム、そして4基のバランスド・アーマチュアを組み合わせたトライブリッド7ドライバー構成。
日本のヴィンテージインダクターコイルを組み込んだ4Wayクロスオーバー「Forte Circuitry Relay」、音響共鳴技術「Acoustic Resonance Chamber」を搭載。「まるで小劇場の最前列にいるかのような静寂と没入感を提供し、楽器も声も手を伸ばせば届きそうな距離感で立ち上がり、深く、烈しく、大胆でドラマティックな余韻を残すサウンド体験を届ける」という。
ナノダイアフラム平面磁界型ツイーターARIAは、MEFISTO専用にForté Earsが開発。ナノスケールの薄膜ダイアフラムと強力な磁界駆動により、高制御・高感度・高解像度・高透明度を誇り、倍音構造全体を自然に強化する事で、男女問わずヴォーカルのヴォーカルに深い艶と感情表現をもたらすという。
次世代型LCPダイナミックドライバーは7.8mm口径で、LCP振動板を採用。剛性・応答性・制振性を大幅に向上させたという。
独自低域最適化機構「Diabolic Isolation System(D.I.S.)」も搭載。次世代LCPダイナミックドライバーを水平対向に2基配置したもので、ブラケットを使い、密閉された専用空間の内部気圧を最適化することで不要な共振を抑えつつ、低域エネルギーを最大限に増幅する。
Eletech製のBaroque Stage Editionイヤーピースが付属。Eletech製のMEFISTO専用ケーブルは、タッチノイズ耐性と取り回しに優れた純銀+銀メッキ銅+純銅(Silver+Silver-Plated Copper+Copper)の4芯25AWG編み込み構造を採用する。