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BRAVIAにアプリ追加でクラウドゲーム「Gクラスタ」がプレイ可能に。「FF XIII」も用意

 ブロードメディアGCは11日、ソニーのAndroid TV機能搭載BRAVIA向けに、クラウドゲームサービス「Gクラスタ」が利用できるアプリの提供を開始。アプリは無料でダウンロードできるが、アプリ内のゲーム購入は別料金。さらに、スクウェア・エニックスの「FINAL FANTASY XIII」クラウドゲームアプリも、BRAVIA向けに配信開始。価格は2,000円(税込)。

BRAVIAでGクラスタや「FINAL FANTASY XIII」クラウドゲームアプリを楽しむイメージ

 「Gクラスタ」は、ゲームの処理をクラウド上で処理し、ゲームの画面を映像としてテレビなどにストリーミングで配信。別途ゲーム機を用意しなくても、テレビ側は映像のデコード処理ができれば、リッチなゲームがプレイできるのが特徴。

 従来は専用のゲーム機「G-cluster」を購入し、テレビと接続する必要があったが、新たに公開されたアプリをインストールするだけでGクラスタのゲームが遊べるようになった。ファミリー向けやライトユーザー向けのゲームから、コアユーザー向けのハイエンドなゲームまで、約100本のラインナップ。料金は月額500円プランやタイトル毎の単品購入(315円から)が利用可能。

 対応するBRAVIAは、2015年より発売されているAndroid TV機能を搭載したモデル。4月時点での対応機種は、2016年発売のZ9D/X9350D/X9300D/X8500D/X8300D/X7000Dシリーズ、2015年発売のX9400C/X9300C/X9000C/X8500C/X8000C/W870Cシリーズ。ホームメニューの「おすすめアプリ」にある「Sony Select」からアプリをインストールすると、次回からホームメニューに表示されるようになる。

 いくつかのゲームはテレビのリモコンでも遊べるが、スマホ・タブレットをコントローラーとして利用することも可能。その際は無料アプリ「G-clusterリモート」を利用する。

ホームメニューの「おすすめアプリ」にある「Sony Select」からアプリをインストールすると、次回からホームメニューに表示されるようになる

FINAL FANTASY XIIIのクラウドゲームアプリも登場

 「FINAL FANTASY XIII」のクラウドゲームアプリの対象BRAVIAは、前述の機種と同じ。

 このアプリは、同一のGoogleアカウントでデータが同期されるので、テレビで購入したゲームの続きを、Android対応スマートフォンやタブレットから遊ぶ事も可能。

 天空に浮かぶ理想郷コクーンと未開の地パルスの2つの世界を舞台に、運命と抗う人間たちの物語が描かれるRPG。クールな主人公ライトニングが活躍するスピード感あふれるバトルと、壮大な未知の世界の冒険が楽しめる。

 なお、操作にはゲームパッドのロジクール「F710 ワイヤレス ゲームパッド」が推奨されている。