ニュース

BOSE、ノイキャン強化、ワイヤレス充電対応「QuietComfort Ultra Earbuds (2nd Gen)」海外発表

「QuietComfort Ultra Earbuds (2nd Gen)」Black

米BOSEは現地時間6月12日、ノイズキャンセリング性能や通話品質を強化し、ワイヤレス充電にも対応した完全ワイヤレスイヤフォン「QuietComfort Ultra Earbuds (2nd Gen)」を発表した。米国では今夏発売予定で、価格は299ドル。カラーはBlack、White Smoke、限定エディション「Deep Plum」。

「QuietComfort Ultra Earbuds (2nd Gen)」White Smoke
「QuietComfort Ultra Earbuds (2nd Gen)」Deep Plum

同社のフラッグシップ完全ワイヤレスイヤフォンで「ワールドクラスのノイズキャンセリング、高品質なオーディオ、高い快適性と安定性」を兼ね備えたQuietComfort ラインのモデル。

ノイズキャンセリングでは、現行モデルと同じく、ユーザーの耳に合わせてノイズキャンセリングとサウンドパフォーマンスを自動調整するCustomTuneテクノロジーを採用しつつ、新たにAIアルゴリズムを追加することで「アウェアモード」を強化。電車の通過音や近くで鳴るサイレンなど、突発的なノイズにもよりスムーズにノイズキャンセリングが働くようになった。

通話性能では、AIを採用した新しいノイズ抑制システムを搭載した。イヤフォンに搭載されている8基のマイクやダイナミックミキシング、アダプティブフィルターと組み合わせることで、通話品質を向上させたという。

この通話品質強化には、もともとボーズの補聴器用に開発された音声拡張技術を活用したといい、「風が吹く音やオフィスでの雑談など、周囲の雑音を効果的に低減して、話し手の声を前面中央にクリアに保つ」とのこと。

Bluetooth 5.3準拠で、コーデックはSBCやAAC、aptX Adaptiveなどをサポート。Snapdragon Soundやマルチポイント接続にも対応する。

イヤフォン自体のデザインも改良されたほか、イヤーピースには耳垢の蓄積を防ぐガードも搭載。長時間の使用でも耳垢を除去しやすく、音質への影響を防げるようになった。

ケースは新たにワイヤレス充電に対応。連続再生時間はイヤフォン単体で最大6時間、ケースは最大3回の追加充電ができる。また誤動作を防ぐために、アプリからイヤフォンのタッチコントロールを完全にオフにすることもできる。