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KORG配信システム「Live Extreme」が「Auro-Cx」配信に対応。OTOTENでデモ展示

コルグ(KORG)は、インターネット動画配信システム「Live Extreme」の次期バージョン(v1.17)において、世界で初めて次世代イマーシブ・オーディオ・コーデック「Auro-Cx」の配信に対応すると発表した。

v1.17では、Auro-Cxのライブ配信機能、および「Auro-Headphones」によるバイノーラル・エンコーディング機能を搭載する。

Auro-Cxは、AURO-3Dの次世代コーデック。最⼤22.2chにも対応したイマーシブ・オーディオ符号⽅式で、ハイレゾ・ロスレスから、ニアロスレス、低ビットレート圧縮まで、幅広く対応している。

また、独⾃のABR(Adaptive Bitrate)技術によって、これらのデータ間をシームレスに繋げて再⽣することができるため、ハイレゾ⾳質と再⽣安定性を両⽴させることができる“インターネット配信に最適なフォーマット”と⾒込まれているという。

Auro-Headphonesは、AURO-3Dをヘッドフォンで体験するために開発されたバイノーラル・エンコーディング技術。Auro-Cx配信はもちろんのこと、通常のFLAC配信でも利⽤可能なため、「あらゆる環境でAURO-3Dの素晴らしさを体験していただくことが可能になる」としている。

6月21日、22日にに東京国際フォーラムにて開催される「OTOTEN 2025」では、コルグ・ブースにて、Auro-Cxを搭載したライブ配信エンコーダー「Live Extreme Encoder v1.17」のデモ展⽰を予定。そのほか、ポータブルレコードプレーヤー「handytraxx」や、ヒーリングサウンドインテリア「ON・YU」などの展示も行なう。

handytraxx
ON・YU