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QoA、DD×BA×骨伝導ドライバ搭載の新フラッグシップ「Martini」

Martini

サウンドアースは、QoAブランドの新製品として、1DD+4BA+骨伝導ドライバーのフラッグシップイヤフォン「Martini(マティーニ)」を18日より発売する。価格はオープンで、市場想定価格は98,335円前後。

カクテルの王様として知られる“マティーニ”にインスパイアされたデザインを採用。「カクテルグラスのようななめらかな曲線、つや消しのテクスチャー、グラスの中で優しく渦を巻く飲み物をイメージしたきらめく光のエフェクトが特徴」という。

音質面では、深く振動させるフェーズキャリブレーション骨伝導と、低音を通常のIEMより60%ブーストする空気伝導のダイナミックドライバーのデュアルドライバーを使用。パワフルなローエンドインパクトを実現した。

6mmのリキッドダイアフラム・ダイナミックドライバーが低域を処理。QoA独自のリキッドダイアフラムが共振を抑え、周波数帯域を拡大し、よりクリアなディテールを目指した。また、新しいチューニングにより、自然なボーカルと楽器を再現。「先進のマグネットが音質を向上させ、臨場感あふれる体験を提供する」という。

Knowles製のBAドライバーを2基搭載する。正確なクロスオーバー技術により、ドライバーは中音域に集中し、複雑な音楽でもボーカルをよりクリーンに、ディテールをよりクリアに再現するという。

加えて、カスタムドライバーが高速で正確な高域を実現。ジャズでは、各楽器が明瞭に際立ち、豊かな音楽層を持つ生き生きとしたサウンドステージを作り出せるとする。

チューニングにおいても、“マティーニ”をインスパイアしているのも特徴。

マティーニ・カクテルは、カンパリ、ベルモット、ジンを3:5:2の割合でブレンドし、バランスの取れた重層的な味わいを生み出している。Martiniイヤフォンでは低音、中音、高音にも同じ3:5:2の比率を適用し、カクテルの味わいと同じように深みとバランスのある、豊かでありながらクリアなサウンドを目指している。

インピーダンスは14Ω、感度は105dB、周波数特性は20Hz~20kHz。

6N単結晶銅ケーブル(1.2m)を付属。プラグは着脱式4.4mmバランス。イヤフォン側のコネクターは0.78mm 2ピン。付属イヤーチップは、AZLA CRYSTAL、SPIRAL、TRI-COLORの3種。