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AROMA、4つに分離した電源回路を搭載するDAC内蔵ヘッドフォンアンプ「Nebula N10」
2017年4月25日 08:00
トップウイングサイバーサウンドグループは、AROMAブランド初のDAC内蔵ポータブルヘッドフォンアンプ「Nebula N10」を発売する。発売開始時期は5月中旬~下旬の予定。価格は85,000円。4月29日、30日に東京・中野サンプラザで開催される 「春のヘッドホン祭2017」で最終量産バージョンを展示。試聴もできるという。
USB入力と3.5mmのアナログライン入力を備え、USBを使い、スマートフォンやパソコン、ポータブルプレーヤーの対応機器とデジタル接続できるDAC内蔵のヘッドフォンアンプ。OSはiOS、Android、Windows 7/8/8.1/10、Mac OS 10.6.8以降に対応。Android用USB OTGケーブルなども同梱する。
DACチップには旭化成エレクトロニクスの「AK4490」を採用。PCM 384kHz、DSDは11.2MHzまでサポートする。
3.5mmのステレオミニヘッドフォン出力に加え、2.5mm 4極のバランスヘッドフォン出力も搭載。3.5mmのアナログライン出力も用意する。
大きな特徴は、デジタル段とアナログ段で4つに分離した電源回路を採用している事。それぞれの電源を分けることで干渉を避け、さらに多段高性能リニアレギュレータによる低ノイズ、高精度な電力で各セクションを駆動する。
使用する機能のみに電源が供給される仕組みになっているため、使っていないセクションからのノイズが発生しないという。また、使用方法によって駆動時間が異なる。USB DAC兼ヘッドフォンアンプモードでは8時間、USB DACでは10時間、ヘッドフォンアンプモードでは15時間の使用が可能。
デジタル入力ではアシンクロナス伝送を採用。大容量コンデンサを用いたキャパシタフィルタや高性能なオーディオ品質の部品を各所に用いている。
外形寸法は123×69.5×19.5mm(縦×横×厚さ)で、重量は260g。