大画面で折りたためる「Newニンテンドー2DS LL」。New 3DS LLと同画面サイズで2D表示

　任天堂は、携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」シリーズの新製品として、3D表示には対応しないが、大画面液晶を備え、軽量化も実現した「Newニンテンドー2DS LL」を7月13日に発売する。価格は14,980円。カラーはブラック×ターコイズ、ホワイト×オレンジを用意する。

「Newニンテンドー2DS LL」ブラック×ターコイズ

　既発売の「Newニンテンドー3DS LL」と同様に折り畳むことができ、「Newニンテンドー3DS LL」(18,900円)と同一サイズの4.88型液晶を搭載。同時に、約260gという軽量化も実現し、携帯性を一層向上させたというモデル。ニンテンドー3DS用ソフトの3D表示はできず、2D表示となる。画面が2D表示であること以外は、「Newニンテンドー3DS LL」とほぼ同じ機能を持つ。「初めての携帯ゲーム機や、ご家族用として2台目・3台目の携帯ゲーム機をお探しの世界中のお客様のニーズに応えるもの」としている。

「Newニンテンドー2DS LL」ホワイト×オレンジ

　なお、2016年4月から2017年3月までの1年間、全世界で「ニンテンドー3DS」シリーズのゲーム機本体は727万台出荷(前年同期比48万台増)され、そのうち画面が3D表示の機種は478万台、2D表示の機種は249万台だったという。

　Newニンテンドー2DS LLは上下に2つの画面を備え、上の画面は4.88型ワイド液晶、解像度は400×240ドット。下画面は4.18型で、320×240ドット。タッチ入力に対応する。外形寸法は、折りたたみ状態で159.36×86.36×20.8mm(幅×奥行き×高さ)。重量はタッチペンとmicroSDカードを含めて約260g。

　カメラは内側に1つ、外側に2つ搭載し、解像度はいずれも640×480ドット。単焦点で、有効画素約30万画素のCMOSを採用している。

　2.4GHz帯域のIEEE 802.11b/gの無線LANも搭載。モーションセンサー、ジャイロセンサーや赤外線通信機能を搭載。NFCもサポートする。下画面左右のステレオスピーカー(疑似サラウンド対応)を搭載する。

　ACアダプタは別売。付属のバッテリでの持続時間は、3DSソフト利用時で約3時間30分～6時間30分、DSソフトでは約5～9時間。充電時間は約3時間30分。