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本やCD、DVD/BDに特化したメルカリ姉妹アプリ「メルカリ カウル」。商品情報自動入力
2017年5月8日 13:29
メルカリのグループであるソウゾウは、Blu-rayやDVD、CDや書籍など、エンタメやホビーに特化したフリマアプリ「メルカリ カウル」のiOS版を8日に提供開始した。メルカリと連携できる姉妹アプリで、「メルカリ カウル」に出品すると、メルカリにも同時に出品できる。今後、中古だけでなく新刊の販売も行なう予定。Android版は6月の提供が予定されている。
アプリは無料だが、メルカリ カウルでは、メルカリと同様の手数料が必要。商品が売れた際は販売価格の10%、貯まった売上の1万円未満の引き出し時に手数料210円が必要となる。
メルカリ カウル
ユーザーがBlu-rayなどを出品、それを他のユーザーが購入できるフリマアプリ。「メルカリ カウル」の特徴は、出品したい本・CD・DVD・BDのバーコードをアプリで読み込む事で、タイトル、著者、アーティスト、発売日、定価などの商品情報が自動で入力され、売れやすい価格も過去の取引傾向から自動で提案されるため、価格も簡単に決められること。
メルカリ カウル内での購入履歴からも出品できるため、カウルで購入し、読み終わった本をすぐに売るといった事も便利にできるという。
また、カウルで出品すると、メルカリにも同時に出品。多数のユーザーが利用するメルカリに同時出品する事で、売れやすい状態になるという。さらに、メルカリと連携することで、取引の際にメルカリでの過去の取引の評価を確認したり、「らくらくメルカリ便」を選択し、お互いの住所や名前を知らせず取引可能な匿名配送も利用できる。
購入時の商品一覧画面では、同じ商品の出品の中で最安値のみを表示。「いいね」を押した商品の最安値が更新された際は、プッシュ通知でお知らせを受け取る事もできる。
メルカリでは現在、1日に100万品以上が出品され、月間流通額は100億円を超える。その中で、本・CD・DVD・BDなどを含む「エンタメ・ホビー」カテゴリの出品は全体の22%を占め、活発に取引されているという。そこで、メルカリと連携しながら、一部のカテゴリに特化し使い勝手を向上した専用アプリを提供することで、「お客さまにより活発に取引していただくことを狙う」という。
メルカリポイントがもらえるキャンペーンも
メルカリ カウルのオープニングを記念し、8日から、カウルで出品するとメルカリポイントがもらえる出品キャンペーンを実施。カウルを使って本・CD・DVD・BDを出品すると、メルカリ上で商品1点につき20円分、2017年以降発売の商品は40円分のメルカリポイントが付与される。期間は2017年5月8日~'17年5月31日まで。なお、1人につき最大2,000ポイントまでとなる。