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'16年度の電子機器出荷額は6年ぶりプラス。TVの3月出荷は97.5%
2017年5月8日 18:10
電子情報技術産業協会(JEITA)は4月27日、2017年3月における民生用電子機器の国内出荷実績を発表した。3月の電子機器の出荷金額は前年同月比105.9%の1,336億円だった。内訳は、映像機器が同102.1%の632億円、オーディオ関連機器は同130.6%の100億円。カーAVC機器は同106.6%の605億円。
また、2016年度計(2016年4月〜2017年3月)は1兆3,296億円(前年比104.1%)で、6年ぶりのプラスとなった。各分野の'16年度計は、映像機器が6,464億円(前年比100.2%)で6年ぶりプラス。オーディオ関連機器が973億円(同100.1%)で11年ぶりプラス。カーAVC機器は5,859億円(同109.5%)で3年ぶりのプラスとなった。
3月の薄型テレビの出荷台数は、前年同月比97.5%の49万8,000台。このうち、4K対応テレビは前年比155.2%の14万6,000台で、薄型テレビ全体に占める割合は29.4%。4Kテレビの出荷金額は264億円となり、薄型テレビ全体の出荷金額452億円に占める割合は58.5%。ハイブリッドキャスト(Hybridcast)対応のテレビは前年比110.8%の19万台で、テレビ全体における割合は38.1%。
サイズ別では、29型以下が同99%の12万6,000台、30〜36型が同77.5%の13万台、37〜49型が同118.6%の15万8,000台、50型以上が同102%の8万4,000台。構成比は順に25.3%、26.1%、31.7%、17%。
BDレコーダ/プレーヤーの出荷台数は、前年同月比102.2%の20万2,000台で、3カ月ぶりのプラスに転じた。内訳は、BDレコーダが同104.2%の14万7,000台、BDプレーヤーが同97.2%の5万4,000台。DVDビデオは同88.2%の4万3,000台。ビデオカメラは同100.1%の7万3,000台だった。
システムオーディオの出荷台数は11万8,000台。スピーカーシステムは6万4,000台。ステレオヘッドフォンは前年比111.2%の81万9,000台。ラジオ受信機は同101.5%の11万4,000台と6カ月ぶりのプラス。ICレコーダは同88.5%の8万1,000台で6カ月連続マイナスとなった。
カーAVメインユニットは前年比94%の24万8,000台で2カ月ぶりのマイナス。カーナビは同109.4%の62万台で12カ月連続プラスとなった。