「ブレードランナー 2049」10月27日公開。ハリソン・フォードも登場する予告編解禁

　'82年に公開され、根強い人気を誇るSF映画「ブレードランナー」。その続編となる、「ブレードランナー 2049」(ニー・ゼロ・ヨン・キュウ)が10月27日に全国ロードショーされる事が決定。さらに予告編映像も解禁された。

ブレードランナー 2049のポスター

　前作は2019年が舞台だったが、「ブレードランナー 2049」はタイトルの通り、2049年を舞台としている。前作の監督であるリドリー・スコットは製作総指揮にまわり、「メッセージ」でアカデミー賞監督賞にノミネートされた鬼才ドゥニ・ヴィルヌーヴが監督に抜擢。監督は「ブレードランナーの続編に取り組むなんて自殺行為にも等しく、だからこそものすごくエキサイティングだ」と語っている。

　公開された予告編映像は、人間と見分けのつかない“レプリカント”の衝撃の誕生シーンから幕を開ける。怪しげな施設、袋の中から滑り落ちる“レプリカント”。ジャレッド・レトー演じる謎の男がその驚くべきシステムの秘密を握っているようだ。

　対する、ロビン・ライト演じる捜査官の女性は「秩序を守ることが我々の仕事」だと言う。「この世界は分断されている。一つにしようとすると、争いが起こる」としており、30年経ってなお、“人間”と“レプリカント”の間に深い溝があることがうかがえる。

　前作のハリソン・フォードも出演。公開されたポスターには、新旧2人のキャラクターが写っており、冷たいトーンの、霧の中にたたずむライアンの横に近未来型の車が、橙色の砂漠を歩くハリソンの手には、ファンにはおなじみの“ブラスター”らしき銃が見える。