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富士通、360度動画を再生/編集できるノートPC。ハイレゾも

 富士通は、ハイレゾ対応の「AH53/B2」など、15.6型液晶ノートPC「LIFEBOOK」AHシリーズ3機種を5月18日より発売する。価格はオープンプライス。ラインナップと店頭予想価格は、フルHD/1,920×1,080ドット液晶の「AH53/B2」が20万円強、「AH45/B2」が17万円前後。1,366×768ドット液晶の「AH42/B2」が14万円強。OSはWindows 10 Home 64ビット版。

AH53/B2(レッド)

 AH53/B2とAH45/B2には、360度動画も再生できるサイバーリンク製ソフト「Power Media Player」をプリインストールしている。

AH45/B2(シャイニーブラック)
AH42/B2(シャンパンゴールド)

 ディスプレイの解像度は、AH53/B2とAH45/B2がフルHD/1,920×1,080ドットで、AH42/B2は1,366×768ドット。全モデルで、HDMI出力から最大4,096×2,160ドットの映像出力が可能。

 いずれもオンキヨー製のスピーカーを内蔵し、AH53/B2ではハイレゾ音源の再生にも適しているという。オーディオ補正用にMaxxAudioも搭載。内蔵スピーカーでも「サイズを超えた低音、従来では再生の難しかった自然な高音を再現」できるという。ヘッドフォン出力は3機種ともハイレゾに対応し、別売のハイレゾヘッドフォンを繋いで高音質な音楽再生が楽しめる。そのほか、夜でも映画などを楽しめるように音量を自動調節する「ナイトモード」機能も搭載した。

 AH53/B2とAH45/B2は、360度カメラで撮った動画再生に対応するCyberLinkのソフトウェア「Power Media Player」を搭載。360度動画の編集機能を追加した「PowerDirector 15 for FUJITSU」への無料アップグレードにも対応し、文字やBGMを入れたり、360度動画を好きなアングルで2D変換して書き出すといった編集が行なえる。

 キーボードは約2.5mmの深いキーストロークで、各指の力に応じてエリアごとにキーの重さを3段階に設定。キー列に階段状段差の傾斜をつけたり、キートップをわずかに凹ませた設計を採用するなど、文字の打ちやすさにこだわっている。「Office Home and Business Premium」や、ジャストシステムの日本語入力システム「ATOK」、英語学習ソフト「Learn to Speak English 12」も搭載している。

 スペックは、AH53/B2がCPUに2.8GhzのCore i7 7700HQを採用し、メモリは8GB。AH45/B2のCPUは2.4GHz Core i3-7100U、AH42/B2は1.8GHzのCeleron 3865Uで、メモリはどちらも4GB。HDDは3機種とも約1TB。光学ドライブはAH53/B2とAH45/B2がBDXL対応のBDドライブで、AH42/B2はDVD±R DL対応のスーパーマルチドライブ。全モデルでUSB 3.1 Type-Cポートも備える。

 いずれもIEEE 802.11a/b/g/n/acの無線LANを搭載。Bluetooth v4.1にも対応する。外形寸法/重量は共通で、378×256×24.7~26.4mm(幅×奥行き×高さ)/約2.3kg。

 カラーはいずれもシャイニーブラック、ルビーレッド、プレミアムホワイトの3色を用意し、AH42/B2のみシャンパンゴールドを加えた4色展開となる。また、富士通ショッピングサイト「WEB MART」で販売するカスタムメイドモデルでは、新たに「カスタムメイドプラス 印刷サービス」を提供。ぺットの写真やメッセージなどをノートPC天板に印刷できる。さらに、TVアニメ「プリズマ☆イリヤ ドライ!!」のキャラクターをプリントできる期間・数量限定企画を7月下旬から9月末まで実施予定。

 このほか、23.8型フルHD液晶を採用したディスプレイ一体型パソコン「ESPRIMO FH52/B2」も5月18日より発売。店頭予想価格は16万円強。4辺狭額フレームのディスプレイとスタンドで、画面に映した写真や動画が浮かんで見えるようなデザイン性を追求した。パイオニア製の3W×2chスピーカーや、オーディオ補正用の「Waves MaxxAudio」も搭載する。USB 3.1 Type-Cポートも搭載。カラーはスノーホワイト。

FH52/B2