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au、カメラ強化で960fpsスロー&先読み撮影できる「Xperia XZs」
2017年5月23日 10:05
auは、ソニーモバイルコミュニケーションズ製のAndroid 7.1スマートフォン「Xperia XZs」(SOV35)を発売する。960fpsスロー動画や静止画の先読み撮影が可能なカメラを搭載。カラーはブラック、ウォームシルバー、アイスブルー、シトラスの4色。
5.2型フルHD液晶と、1,920万画素リアカメラ/1,300万画素フロントカメラを搭載。カメラには、データ読み出し速度を従来の5倍に高速化した、スマホでは世界初のメモリ積層型イメージセンサー「Exmor RS for mobile」と、画像処理エンジン「BIONZ for mobile」、新しいソニー製Gレンズを組み合わせた「Motion Eye」システムを採用。30fpsの32倍となる、最高960fpsの「スーパースローモーション」撮影や、シャッターを切る直前の静止画が撮れる「先読み撮影」が行なえる。4K動画撮影も可能。
ハイレゾ音楽再生も可能で、デジタルノイズキャンセリング機能も搭載。Bluetooth接続時のコーデックはLDACもサポートする。バッテリの「いたわり充電」機能なども強化している。本体はIPX5/8、IP6X対応の防水・防塵仕様。
カメラセンサーの大きさは従来のXperia XZと同じ1/2.3型で、画素数は減った(XZは2,300万画素)が、センサーのピクセルサイズを19%アップさせ、暗い場所でも明るく撮れるという。多重AD処理でノイズは従来比50%に抑えた。新しいGレンズは高解像度で歪まないことを特徴とする。「レーザーAFセンサー」と「RGBC-IRセンサー」、「5軸手振れ補正」は、XZから引き続き採用している。
960fpsの「スーパースローモーション」撮影は、ボールを蹴ったりクラッカーを鳴らす瞬間に、画面上の専用ボタンをタップして約0.2秒間撮影し、32倍に引き伸ばしたスローモーション映像として記録できる。30fps動画の撮影中に任意のタイミングでハイスピード撮影できる「スーパースロー」と、スローモーション映像のみ(約6秒)を記録する「スーパースロー(ワンショット)」の2種類を用意しており、何気ない一瞬を動画で印象的に残せるという。ビデオ解像度はHD(720p)となる。
静止画撮影では、被写体の動きを検出して自動的に最大4フレームの画像を一時保存し、シャッターが押される直前の写真も記録する「先読み撮影」に対応。また、ゴルフスイングなどの高速な被写体撮影時に、動体ゆがみを抑える「アンチディストーションシャッター」も搭載する。
チップセットはQualcomm Snapdragon 820(MSM8996)で、2.2GHz(デュアルコア)+1.6GHz(デュアルコア)のクアッドコア構成。メモリは4GB。ストレージは32GB。OSはAndroid 7.1。
バッテリ容量は2,900mAh。従来の「いたわり充電」を強化しており、アラーム設定と連携してユーザーの起床前に満充電になるよう充電速度を調整。生活習慣を学習して、充電が切れる見込みの時刻を通知する「スマートSTAMINA通知機能」も備えた。
外装はメタル素材のALKALEIDO(アルカレイド)で、サンドブラスト加工を施して表面をマットな質感にした。インターフェイスはUSB 2.0のType-C端子。USB Type-Cケーブルは別売となる。外形寸法は146×72×8.1mm(縦×横×厚み)、重量は161g。