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KORGの次世代真空管「Nutube」を使ったラジオキット。「電子工作マガジン」連動企画

 ビット・トレード・ワンは、蛍光表示管技術を応用したKORGの次世代真空管「Nutube」を使ったハイブリッド・ラジオの電子工作キットを6月19日に発売する。価格はオープンプライス。品番は「ADDP1707K」で、店頭予想価格は15,800円前後、組み立て済みのモデル「ADDP1707P」も17,800円前後で用意。全国の電子工作キット取扱店、Webショップで販売する。

ハイブリッド・ラジオの電子工作キット「ADDP1707K」

 6月19日に電波新聞社から発売される書籍「電子工作マガジン 2017年夏号」との連動企画製品で、回路や動作などの説明は、書籍に記載される。また、製品に006Pアルカリ電池は付属しないため、別途購入する必要がある。

 KORGのNutubeは、従来の真空管と同じく、アノード・グリッド・フィラメントの構造を持ち、完全な3極真空管として動作する一方で、ノリタケ伊勢電子の蛍光表示管の技術を応用した構造により、従来の真空管に比べて大幅な省電力化や小型化を実現している。

光っているのがNutube

 このNutubeを使ったラジオで、受信方式は高一、受信周波数は535kHz~1,605kHz。出力はステレオミニ、アンテナはバーアンテナを採用。別売の006Pアルカリ電池を1個使用し、使用時間は約10時間。

 キットには収納ケース、ボリュームツマミ、部品表も同梱。外形寸法は69×115×28mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約135g。

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雑誌
電子工作マガジン
2017年8月号
※キットは付属しません