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米Periodic Audio、マグネシウム/アルミ振動板イヤフォン。チタンやベリリウムも

 宮地商会M.I.D. は、米Periodic Audio(ペリオディック・オーディオ)製のイヤフォンの取り扱いを開始、13日より3製品を発売する。価格はすべてオープンプライス。いずれも10mmドライバを搭載し、振動板の素材が異なる。店頭予想価格(税込)は、マグネシウム/アルミ合金振動板の「Mg」が11,880円前後、チタン振動板の「Ti」が21,600円前後、ベリリウム振動板の「Be」が32,400円前後。

マグネシウム/アルミ合金振動板の「Mg」
チタン振動板の「Ti」
ベリリウム振動板の「Be」

 Periodic Audioは、カリフォルニア州に拠点を置くイヤフォンブランドで、「気軽にいい音をライフスタイルに取り込む」ことに注力して製品を開発。付属品や機能は最小限に抑えながらも、代表のDan Wiggins氏が数々のスピーカー開発事業において蓄えた知識・経験を反映し、「音楽を聴く本質的な楽しさを堪能できる」とする。

内部構造

 Mgは10mm径のカスタムトランスデューサを搭載し、振動板にはマグネシウムとアルミの合金を採用。「マグネシウム合金の剛性対重量比によって伸びやかなトップエンドになる」とする。トランスデューサの前後にはポートボリュームを備える。

 再生周波数帯域は20Hz~30kHz、感度は101dB、インピーダンスは32Ω。後部のキャップとケーブルポートは、マグネシウムとマッチするカラーリングとした。ケーブルの長さは1.6mで、99.999%の純銅によるリッツ構造とポリエチレンテレフタレートジャケットを組み合わせた。精密成形のゴム製ストレインリリーフとガイドも装備。入力プラグはニッケルメッキを施したステレオミニ。

Mg

 Tiは10mm径ダイナミックトランスデューサに純チタン箔の振動板を採用し、ポートボリュームも装備。「独特な剛性と硬度のバランスにより、低ノイズ、ワイドな音域、そして特に低域の絶対的なほどの正確な表現力を誇る」とする。再生周波数帯域は16Hz~30kHz、感度は96dB、インピーダンスは32Ω。

Ti

 Beは10mm径ダイナミックトランスデューサに、金属の中でも「最大の帯域幅と最小の歪み率を誇る」というベリリウム箔の振動板を採用。ポートボリュームも備える。再生周波数帯域は12Hz~45kHz、感度は100dB、インピーダンスは32Ω。ケーブル長は1.6m。専用ケースが付属する。

Be