スマホで家電操作できる8,000円のWi-Fi学習リモコン。赤外線出力強化

　ラトックシステムは、スマートフォンで家の中や外出先から家電製品の操作を可能にするスマート家電コントローラ「REX-WFIREX2」を8月10日より発売する。価格は8,640円(税込)。販売窓口はソフトバンク コマース&サービスで、SoftBank SELECTIONオンラインショップでは2日から先行販売を開始。2,000台限定で約38%オフの税込5,328円で販売するキャンペーンを実施している。

REX-WFIREX2

　専用の無料アプリをインストールしたiPhone/Androidスマートフォンから無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)経由でリモコン信号を受信し、赤外線に変換して送信するリモコンユニット。テレビやエアコンなど主要メーカーの家電リモコン200機種以上をプリセットしており、様々な機器をスマホ1台で操作できる。プリセットにないリモコンは、手動登録も可能。

　従来の「REX-WFIREX1」('15年発売/税込14,800円)から赤外線出力を強化したほか、天面カラーを黒に変更して赤外線の飛距離を改善した。有効範囲は最大10m、水平最大360度、垂直最大180度。また、生産効率の向上によるコストダウンで低価格化した。

　専用アプリの対応OSは、iOS 8.4以降とAndroid 4.4以降。 指定した時間にリモコン信号を発信する「タイマー機能」、ひとつのボタンに複数の操作を登録してワンタップで連続操作を実行する「マクロ機能」などが利用できる。従来機種と共通なので、従来のユーザーがREX-WFIREX2を追加設置しても、これまでのリモコンデータを引き継げる。

　家の中だけでなく、宅外からスマホで家庭内の機器を操作できる「家外(いえそと)モード」も用意。リモコンの温度・湿度・照度センサーにより部屋の状況を確認できる。なお、家外モードはAWSクラウドを経由して接続し、同モード時はタイマー設定やマクロ操作は行なえない。

　本体はACアダプタで動作する。外形寸法は104×42mm(直径×高さ)。重量は約110g。

アプリ画面