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「鳥人間コンテスト」をVR映像で飛行から着水まで体験。360Channel無料配信
2017年8月17日 14:12
360度VR動画専用配信サービスの360Channelは、「鳥人間コンテスト2017 鳥人間体験VR」を、8月16日より配信開始した。VR専用ヘッドマウントディスプレイ(HMD)や、PC、スマートフォン、タブレット端末を使って無料で視聴できる。
読売テレビ放送が主催し、今回で第40回を迎えた「Iwataniスペシャル 鳥人間コンテスト2017」は、7月下旬に滋賀県彦根市の松原水泳場で開催。参加チームが自作の飛行機で距離を競い、「記念大会にふさわしい好成績が続出。さまざまな番狂わせと人間ドラマが繰り広げられた」という。大会の模様は8月23日19時より読売テレビ・日本テレビ系で放送される。
360Channelで配信開始された「鳥人間コンテスト2017 鳥人間体験VR」は、今回の鳥人間コンテストをVR動画で紹介するもの。最大8K解像度で360度3Dの全天球動画が記録できるプロ向けVRカメラ「Insta 360 Pro」で撮影した映像を楽しめる。360Channelが対応するVR HMDはPlayStation VR、Oculus Rift、Gear VR。
「コンテスト会場紹介編」では、地上での撮影とドローンでの空撮によって、応援席やスタジオのある“ハーバー”や、チームが機体の組み立てを行なう“機体置場”、参加者のみが立ち入ることを許された“プラットフォーム”の様子を収録。プラットフォーム上から360度で見る機体の離陸シーンなども収め、VR映像で会場の雰囲気を体験できるという。
プロペラなどを使わず、風の力のみで距離を競う「滑空機部門 飛行体験編」では、実際の出場チームのコックピットとドローンの空撮映像を合成し、パイロットの視点からVR映像で飛行しているような体験が可能。「あたりを見渡すとすべて湖。まるで鳥になったかのような気分を味わえる」という。湖に着水する様子までリアルな映像として楽しめる。
パイロットが体力の限界に挑み、人間の力のみでどこまで飛べるかを競う「人力プロペラ機部門 伝説のドラマ編」では、過去39回の大会の中で生まれた3つの大記録とドラマを紹介。過去のテレビ映像で当時の様子を振り返りつつ、自身がパイロットとなり、その歴史的なルートを飛行するという内容。「当時のパイロットが見ていた景色を追体験するかのような、新たな360度の映像体験」を楽しめる。