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声で操作する、ソニー初のGoogleアシスタント搭載スピーカー。BRAVIAも制御

 ソニーは31日、ドイツのベルリンで開幕される「IFA 2017」において、同社初のGoogleアシスタント搭載ワイヤレススピーカー「LF-S50G」を発表した。11月に英国、ドイツ、フランスで約230ユーロ/200ユーロで発売予定。米国での発売も予定している。

Googleアシスタント搭載ワイヤレススピーカー「LF-S50G」

 スピーカー「LF-S50G」に向かって、声で質問すると答えてくれるのが特徴。再生して欲しい音楽を声で指示したり、交通情報、アラーム設定、カレンダーの確認、予定リストへの追加、ニュースや天気予報といった情報も、Googleアシスタントを使ってワイヤレススピーカーから聞ける。

 Chromecast built-inで、スマートフォンと連携してスマホから楽曲を再生したり、家庭内の対応IoT機器をLF-S50Gから制御、部屋の温度を設定したり、気分に合わせてライトを消すことも可能。

Chromecast built-inで、スマートフォンと連携

 さらに、ソニーのテレビ・BRAVIAも、年内にGoogleアシスタントに対応予定。LF-S50GやBRAVIAのリモコンに話しかけるだけで、音楽や動画コンテンツの再生、ニュースなどの情報取得、さらにソニーのGoogleアシスタント対応のWi-Fiオーディオ機器、照明などのIoTデバイスの操作も可能になるという。

 Spotify、Google Play Music、Pandora、TuneIn、iHeartRadio、ポッドキャストなどにも対応する。

 声だけでなく、音量や曲送りをスピーカーに直接触れずに手を近くでかざすなどして簡単に操作できる「ジェスチャーコントロール」も装備。

 スピーカーとしてのサウンドにもこだわっており、360度に音を放出し、コンパクトながら部屋を音で満たせるという。ボーカルや高音をハッキリと再現するフルレンジユニット、低域用のウーファ、バスレフダクト、音を広げる全方向2段ディフューザーなどを備えている。

 JIS防水保護等級IPX3の防滴性能も備え、キッチンでも利用可能。BluetoothとNFCもサポート。対応するスマートフォンとワンタッチでペアリング可能。

IPX3の防滴性能も備え、キッチンでも利用可能