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シャープ、緑色半導体レーザーの量産を開始。小型プロジェクタやHMD向け

 シャープは、ディスプレイ光源向けの緑色半導体レーザー「GH05130B2G」「GH05130B5G」を11月より量産開始する。小型プロジェクタやヘッドマウントディスプレイ(HMD)向けの光源として展開する。

GH05130B5G(φ3.8 TO-CAN)

 シャープの半導体レーザーラインナップに緑色が加わることで、同社は業界で初めて、1社で光の三原色(赤色・緑色・青色)の半導体レーザを提供可能になるという。標準タイプの直径5.6mmと、コンパクトな直径3.8mmの2種類の金属パッケージを用意。顧客の要望により、光の強さやレーザ光の形状などの光学特性や、電流値などの電気特性の調整に応じ、開発期間の短縮や調達業務の負荷軽減に貢献するとしている。

 同製品は、10月4日~6日に幕張メッセで開催される光技術の国際展示会「InterOpto 2017」に出展する。