ニュース
ゼンハイザー、鳴らしやすくなった4.4mm対応のオープン型「HD 660 S」。5.5万円
2017年10月12日 14:52
ゼンハイザージャパンは、オープン型ヘッドフォン「HD 660 S」を11月中旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は55,000円前後。
既発売のヘッドフォン「HD 650」の後継機種で、音響設計の改善を図り、振動板の輪郭に合わせた特製のステンレス製部材で振動板の制御を向上。トランスデューサーは全面改良し、軽量なアルミ製ボイスコイルを採用。高調波歪みを大幅に低減。左右の許容差(±1dB)は正確に一致させ、精度を維持したという。
HD 650からローインピーダンス化を図り、従来の300Ωから150Ωにしたことで「ハイレゾモバイルプレーヤーでもリファレンスクラスの高い忠実度で再生できる」という。「HDV 820」などのヘッドフォンアンプとのバランス接続にも対応する。再生周波数帯域は10Hz〜41kHz(-10dB)。音圧感度は104dB。
ケーブルは着脱可能で、6.3mmのステレオ標準プラグ付きのケーブルと、バランス接続用の4.4mmプラグ採用ケーブルが付属。いずれも導体には高伝導性のOFCを採用している。6.35mm - 3.5mm変換アダプタも用意する。
耳にフィットするという楕円形のイヤーカップを採用。厚みのあるヘッドバンド部とイヤーパッドで装着性を高めた。イヤーパッドは交換も可能。