DivX、Windows 7用をMKVビデオ対応にするソフトウェア

-AVCコーデックのMKV再生時ハードウェア支援


4月30日(現地時間)発売


 米DivXは、Windows 7用のMKVビデオ テクノロジープレビューを4月30日に公開した。DivX Labsアカウントを作成し、Project Remoulade Appsグループに参加することで無料でダウンロード可能となっている。Windows 7のRC(リリース候補)版、β版にインストールできる。

MKVファイルの再生時にハードウェア再生支援機能を利用できる

 MKVテクノロジープレビューには、DivX MKV DemuxおよびDivX AAC Decoderと、拡張子.divx、.mkvのファイルのサムネイル画像とファイル詳細情報表示を可能にするシェル拡張が含まれる。

 同技術を適用することで、Windows 7に導入される新しいフレームワーク「Microsoft Media Foundation」を利用するアプリケーションで、DivX Plus HD(.mkv)ビデオの再生が可能になる。現在の対応アプリケーションはWindows Media Player 12。

 具体的な利点としては、WindowsシステムのMPEG-4 AVC/H.264デコーダを利用できるため、.MKVビデオ再生時に、GPUなどのハードウェア再生支援が活用できる。また、Windows Media Center ExtenderやWindows Media Player Network Sharing Serviceを通じて、DivXとDivX Plus HDビデオをPLAYSTATION 3やXbox 360などの対応デバイスに配信できるようになるという。



(2009年 5月 13日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]