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ソニー・ホンダEV、生産ラインで試作。量産に向けた品質検査施設
2026年1月5日 12:23
ソニー・ホンダモビリティは、同社EV(電気自動車)の第1弾モデル「AFEELA 1」の生産ラインを使った試作を、製造委託パートナーであるHonda Development & Manufacturing of America(Honda)のイーストリバティ工場で実施した。また米オハイオ州イーストリバティには品質検査施設「Quality Gate」を設立する。
Quality Gateは、ソニー・ホンダモビリティの要求仕様に基づき、Hondaの厳格な品質検査を経て製造された車両に対し、独自の多角的検査を追加で行なう施設。
AFEELAでは「従来の自動車に求められる厳格な製造品質、車両に搭載されている40個のセンサー、パノラミックスクリーンと各種アプリ、AIや通信といった高度なテクノロジーの統合が求められる」と説明。
同社では、要求仕様に基づきHondaの厳格な品質基準に基づいて生産された車両を受領した後、「Quality Gate」でさらなる品質検査を独自に行なうことで「AFEELAの目指す品質を確かなものとする」とのこと。
同施設では、AFEELAの品質を多角的に担保するため、ふたつの観点から独自検査を行なう予定。ひとつは「Function Inspection(機能検査)」で、従来の製造品質に加え、車載インフォテインメントシステム、各種センサー、通信の安定性などAFEELA独自のインテリジェント機能の動作を確認する。
もうひとつは「Exterior Inspection(外装検査)」で、ブランドを象徴するエクステリアデザインの完成度を徹底的に確認する。表面の連続性、反射の均一性など、エクステリアデザイン要素の精度を精緻に検査するほか、わずかな歪みや凹凸の発生も抑制するとのこと。
Quality Gateは、生産品質安定化へのフィードバック機能も有する予定。同施設で収集したさまざまなデータが、ソニー・ホンダの車両設計部門やHondaイーストリバティ工場の製造現場へフィードバックされることで、AFEELAの生産品質安定化と継続的な改善に貢献する。
ソニー・ホンダ初のEV「AFEELA 1」は、米カリフォルニア州で、今年中旬の納車開始が予定されている。



