プリンストン、骨伝導方式採用のBluetoothヘッドセット

　プリンストンテクノロジー株式会社は、骨伝導方式を採用したBluetooth対応ヘッドセット「PTM-BEM5」シリーズを4月上旬より発売する。価格オープンプライスで、店頭予想価格は7,800円前後の見込み。

　また、第4世代iPod nano用のUSB内蔵ネックストラップイヤフォン「PIP-4NE」を4月中旬より発売する。こちらも価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1,980円前後の見込み。

■「PTM-BEM5」シリーズ

　操作/受信部、イヤフォン部、マイク部が一体化した片耳用のBluetooth 2.0対応ヘッドセット。外形寸法は47×18×12mm(縦×横×厚さ)と小型な作りとなっている。ブラック(BK)、レッド(RD)、シルバー(SV)の3色のカラーバリエーションを用意する。

　プロファイルはA2DP/HSP/HFPに対応し、携帯電話のハンズフリーや音楽再生が可能。またワンセグの音声を受信することもできる。ただし、音声はモノラルとなる。通信距離は約10m。

　特徴はイヤフォン出力時に骨伝導技術を採用したこと。スピーカー出力と併用することで、騒音の大きい場所でも音声を聞き取りやすくするという。また、ノイズキャンセリング機能や、相手の音声の周波数帯を強調し、聞き取りやすい音声に調整する「Self-Tune(セルフチューン)」機能を搭載。雑踏の中でもクリアな音質を実現するとしている。

　着信時、イヤフォン部を折り曲げると通話が開始する「ワンタッチ着信」や、使わないときはイヤフォン部を上向きに伸ばしてホールドする機能なども搭載。最大8台の機器との接続に対応する「マルチペアリング」機能も備える。

　電源は内蔵リチウムバッテリで、充電は付属のACアダプタで行なう。最大通話時間は約5.5時間、最大待受時間は約120時間。電池残量や充電中、通話/ペアリング中など、本体の状態を3色のLEDで表示する。付属品は3サイズ(大/中/小)のイヤーパッドやクレードル(クリップ/イヤークリップ付き)、ストラップなど。

□ニュースリリース
http://www.princeton.co.jp/news/info/news_contents/200903191127.htm
□製品情報
http://www.princeton.co.jp/product/mobile/ptmbem5.html

■PIP-4NE

USBコネクタ内蔵ネックストラップイヤフォン。8色のカラバリを用意

　USBコネクタを内蔵したネックストラップ搭載の第4世代iPod nano専用カナル型(耳栓型)イヤフォン。シルバー(SV)、ブラック(BK)、パープル(PU)、ブルー(BU)、グリーン(GR)、イエロー(YL)、オレンジ(OR)、ピンク(PK)の8色のカラーバリエーションを用意する。

　ケーブルにDockコネクタとステレオミニプラグを搭載したアダプタを装備。iPod nanoと接続したまま、首に掛けて音楽を楽しむことができる。また、ケーブルにUSBコネクタを備え付けられており、PCに接続することで、iPodへの充電やデータ同期が可能になる。

　イヤフォン部はダイナミック型のカナル型で、10mm径のドライバユニットを採用。再生周波数帯域は20Hz～20kHz、インピーダンスは16Ω、最大入力は8mW、出力音声レベルは111dB/mW。ケーブル長は約880mm、重量は23g。3サイズのイヤーパッドが付属する。

□ニュースリリース
http://www.princeton.co.jp/news/info/news_contents/200903191026.htm
□製品情報
http://www.princeton.co.jp/product/digitalaudio/pip4ne.html
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－第3世代nano用USB付きネックストラップイヤフォンも
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20080303/prince.htm