米Apple、iTunesでパソコン向けに映画のHD配信を開始

-3.99ドルから。「007/慰めの報酬」など


3月19日発表(現地時間)


 米Appleは19日(現地時間)、iTunes Storeの米国向けサービスとして映画のHD配信を開始したと発表した。ダウンロード購入時の価格は19.99ドル。レンタルも行なっており、リリースから30日以内の新作は4.99ドル、旧作は3.99ドル。パソコンや、ネットワークメディアプレーヤーの「Apple TV」で視聴できる。

 米国のiTunes Storeでは、これまでApple TVにおいて、HD画質の映画作品をレンタルで配信していたほか、パソコン向けではテレビ番組のHD配信も行なっていた。19日からは、新たにパソコン向けサービスとして映画がHD画質で利用できるようになった。なお、SD画質でのパソコン向け配信は新作が3.99ドル、旧作が2.99ドルでレンタルされている。

 HD配信タイトルの第1弾は、「Quantum of Solace」(007/慰めの報酬)、「Twilight」(トワイライト~初恋~)など。Quantum of Solaceは24日から、Twilightは21日からの配信となっている。そのほか、「Transporter 3」や、「Punisher: War Zone」などもHDで配信。4月14日からは「The Spirit」の配信を予定する。


(2009年 3月 23日)

[AV Watch編集部 中林暁]