三菱電機、実売4万円の「REAL DVDレコーダ」

 　三菱電機株式会社は、HDD内蔵DVDレコーダ「REAL DVDレコーダ」のエントリーモデル「DVR-DS120」を5月10日に発売する。250GB HDDを内蔵し、価格はオープンプライス。店頭予想価格は4万円前後の見込み。

　チューナは地上/BS/110度CSデジタルチューナと地上アナログチューナを各1基搭載。デジタルとアナログの2番組同時録画が可能。AVCRECには非対応で、ハイビジョン録画はHDDへのTS録画のみ。SD解像度/MPEG-2で録画するXP/SP/LP/EP/SLPモードも備えている。

　「オートカットi」、「ハイライト再生」、「楽曲再生」など、録画番組を効率的に再生できる機能が充実しているのが特徴。「オートカットi」は、録画番組の本編、またはCMのみを再生するプレイリストを自動作成するもの。

　「ハイライト再生」は、スポーツ番組の歓声などをチェックし、盛り上がるハイライトシーンのみを再生する機能。「楽曲再生」は音楽番組の歌や演奏シーンのみを再生する機能。ハイライトや楽曲部分のみをDVDに保存することもできる。

　HDDにデジタル放送をTS AUTOモードで録画する際に、同時にDVDダビング用のSD解像度のファイルを作成しておくことで、高速なダビングが可能な「スマートダビング」機能も搭載。ダビング用の画質はレコーダが15段階のモードから自動設定し、1枚のDVDに収まる範囲で最も高画質なダビングが可能。

　HDMI連携機能「REALINK」も用意。対応テレビとHDMI接続することで、視聴中番組を一時停止し、続きをHDDに録画し、追いかけ再生ができる「番組ポーズ録画機能」や、リモコンのボタン1つで視聴中の番組をすぐに録画できる「一発録画機能」などが利用できる。

　録画対応メディアはDVD-R/RW。再生はDVD-R/R DL、DVD-RW、DVD+R/RW、DVD-RAM、CD-R/RWなどもサポート。JPEG静止画を収録したCD-R/RWも再生できる。消費電力は約41W。待機時消費電力は約4Wで、電源ONから約5秒で録画が可能な高速録画機能が使用できる。

　出力端子はHDMI、D4、S映像、コンポジット、アナログ音声、光デジタル音声を各1系統。入力はS映像、コンポジット、アナログ音声を各2系統。モジュラージャックを備えている。外形寸法は435×370×75mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約4.5kg。