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アップル、通信/動作を高速化した「iPhone 3G S」6月26日発売

−16/32GB用意。iPhone 3.0は6月17日


iPhone 3G S。デザインやサイズ的に従来のiPhone 3Gと大きな変更は無い

6月26日午前8時発売

本体価格
(キャンペーン適用/実質負担額):
 「
16GBモデル」480円/月(11,520円)
 「32GBモデル」960円/月(23,040円)

  アップルは9日、iPhone 3Gの新モデル「iPhone 3G S」を発表した。HSDPAの7.2Mbps通信機能をサポートした高速通信モデルとなっており、日本では6月26日の午前8時に発売される。米国での発売日は6月19日。カラーは3G Sのみブラックとホワイトの2色。3Gはブラックのみで、ラインナップも8GBモデルのみとなる。

 16GBモデルに加え、32GBモデルも用意。米国での価格は16GBが199ドル、32GBが299ドル。また、米国では8日から、従来のiPhone 3G 8GBモデルは99ドルに値下げされている。日本での価格もソフトバンクモバイルから発表されており、iPhone for everybodyキャンペーンを適用し、新規購入/新スーパーボーナス(24回払い)で購入する場合の本体の実質負担額は16GBモデルが480円/月(実質負担額11,520円)、32GBが960円/月(同23,040円)となる。詳細は別記事を参照のこと。

 

キャンペーン適用価格
(実質負担額)

キャンペーン非適用価格
(実質負担額)
iPhone 3G S 16GB 480円/月(11,520円) 960円/月(23,040円)
iPhone 3G S 32GB 960円/月(23,040円) 1,440円/月(34,560円)

 さらに、iPhone 3G S、および従来のiPhone 3G、iPod touchに向けたiPhone OS 3.0の提供日も6月17日に決定。iPhone 3Gユーザーのアップグレードは無料。iPod touchユーザーの3.0へのアップグレードは有料で9.95ドルとなっている。

 通信速度だけでなく、動作速度も高速化。アプリケーションの起動やWebページの表示、3Dグラフィックス機能も向上しておりOpenGL ES2.0に対応。「iPhone 3GSでは、すべての動作が最大2倍速く、より俊敏に反応する」としている。

 機能面ではデジタルカメラが200万画素から300万画素に高画素化し、オートフォーカス機能や画面をタップしてのフォーカス機能、マクロ機能などを追加。さらに、VGA(640×480ドット)解像度での動画撮影機能もサポート。IN点、OUT点を指定しての動画のカット編集にも対応し、動画をメールで送付したり、MobileMeギャラリーで公開、YouTubeに投稿することも可能。撮影動画をiTunesを使い、パソコンに取り込むこともできる。

 

様々な新機能が追加された ビデオ編集画面。カット編集ができる

 iPhoneをパソコンのモデムとして利用するテザリング機能もサポートしているが、ソフトバンクモバイルではテザリング機能には対応しないとしている。ホームボタンの長押しによるボイスコントロール機能も追加され、iPhoneに話しかけることで、連絡先に登録している人に電話をかけたり、電話番号をダイヤルすることができる。同機能は楽曲再生にも使用可能。 

スクリーンキーボードが横向きにも対応
 さらに、デジタルコンパスを内蔵。方角表示が可能になり、コンパス表示だけでなく、地図アプリでユーザーが向いている方向に合わせてマップが自動的に回転するようになった。

 ほかにも、横向きでのスクリーンキーボード入力に対応。ショートメールはSMSだけでなくMMSもサポートし、テキストだけでなく、動画や写真、オーディオファイルなども送信できる。iPhone内の様々なデータを一括して検索する「Spotlight」機能も装備。表示の読み上げ、ズーム機能、白黒表示への切り替え、モノラルオーディオ機能など、ユーザー補助機能も強化。新しいボイス録音アプリもインストールされている。

 

新規アプリのアイコンが並ぶホーム画面 デジタルコンパスを内蔵。マップアプリでも使用できる ボイスコントロール機能も備えた

 iPhone 3GやiPod touchにも提供されるiPhone OS 3.0では、コピーアンドペーストに対応。ステレオのBluetoothが利用できるようになるほか、iTunes Storeアプリからミュージックビデオやポッドキャストコンテンツをダウンロードできる。iTunes Storeのアカウントは複数持てるようになった。Wi-Fiスポットへの自動再ログイン機能や、iPhone 3Gのモデム化機能なども含まれている。なお、iPhone 3GでもMMS機能は利用できるが、動画ファイルの送信には対応しない。

 音楽再生時、本体を揺することでシャッフル再生が可能になる。ほかにも、マップ機能ではGoogleモバイルマップをアプリ内で呼び出して利用可能となり、GPSをつかった現在地表示なども行なえる。MobileMeを使った新機能としては、iPhoneを紛失した場合、自分のiPhoneの場所を探す機能や、内部のデータを遠隔操作で消去する機能も追加されている。

 アプリの新着情報などを音やメッセージで通知するアプリからのプッシュ型通知機能も用意。メモ帳で書き込んだ内容をパソコンに同期させることも可能になる。WebブラウザのSafariも高速化。YouTubeアプリではアカウントにログインし、ブックマークの保存や同期、動画の評価も可能。Stock(株式情報)のアプリケーションも強化。フルスクリーンでのチャート確認などが可能となる。カレンダー機能ではCalDAV形式を新たにサポートする。

 

モデル名 iPhone 3G S iPhone 3G
(参考)
メモリ容量 16/32GB 8/16GB
ディスプレイ 3.5インチ
480×320ドット
電話通信方式 UMTS(W-CDMA)
HSDPA
GSM、EDGE
データ通信 802.11b/g
Bluetooth 2.1+EDR
802.11b/g
Bluetooth 2.0+EDR
デジカメ 300万画素 200万画素
ビデオ撮影 -
デジタルコンパス -
GPS
外形寸法
(縦×横×厚さ)
115.5×62.1×12.3mm
重量 135g 133g
連続使用時間
(通話)
12時間(2G)
5時間(3G)
10時間(2G)
5時間(3G)
連続使用時間
(ネット:無線LAN)
9時間 6時間
連続使用時間
(動画再生)
10時間 7時間
連続使用時間
(音楽再生)
30時間 24時間
待受時間 300時間 300時間

 


(2009年 6月 9日)

[ AV Watch編集部 山崎健太郎]