DIGITAL COWBOY、無線LAN対応HDDプレーヤー「DC-MCNP1/W」

-実売22,900円。アダプタ装着でワイヤレス伝送可能


DC-MCNP1/W

12月5日発売

標準価格:オープンプライス


 ハンファ・ジャパン株式会社が展開するDIGITAL COWBOYは、MOVIE COWBOYシリーズの新製品として、8月に発売のネットワーク対応HDDメディアプレーヤー「DC-MCNP1」に無線LANアダプタを搭載した「DC-MCNP1/W」を12月5日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は22,900円前後の見込み。

 HDDに取り込んだ動画やオーディオ、静止画データを、テレビやAVアンプなどに出力できるメディアプレーヤー。HDDは別売で、2.5インチのシリアルATA対応HDDを内蔵可能。MPEG-4 AVC/H.264形式のHDファイルやMKVファイルなどの再生に対応する。

無線LANアダプタを同梱。USB接続で装着できる

 ネットワークプレーヤー機能も搭載し、ネットワーク上のPCなどに保存されたコンテンツの再生にも対応。Ethernet端子のほか、新たに無線LANアダプタを同梱し、ワイヤレス伝送が可能。無線LANアダプタは本体のUSBホスト端子に装着する。

 LAN HDDとしても利用でき、内蔵したHDDやUSB接続したマスストレージ機器などへ、PCからアクセスすることも可能。対応OSはWindows XP/Vista/7。

 また、FTPサーバー機能も備え、ファイルのアップロード/ダウンロードができる。「DDNSサービス」を併用することで、外部ネットワークからのアクセスやアップロード/ダウンロードにも対応する。

 ネットワーク転送速度の向上も図っており、SAMBAモードで7~8MB/sという、従来モデル(DC-MC35UL3)比で2倍以上の転送速度を実現するという。

 出力端子は映像がHDMI(1080p対応)とコンポジットを各1系統、音声が光デジタル音声とアナログ音声(RCA)を各1系統装備。USB端子も搭載(クライアント用×1、ホスト用×2)する。

 動画はAVCやMPEG-2 TSなどのハイビジョンファイル再生に対応するほか、MPEG-1/2/4、WMV9、XviD、DAT、ISO、VOB、IFO、ASF、MOV、FLVをサポート。また、MKVファイルにも対応する。音声はMP3、WMA、AAC、OGG、AC3、DTSなどが、静止画はJPEG、BMP、GIF、PNG、TIFFが再生可能。

 レジューム再生機能や、2/3/4/8倍の拡大表示ができる「ズーム再生機能」、1.2倍/1.5倍/2倍速で映像を再生する「時短再生機能」を搭載。本体の外形寸法と重量は29×112×167mm(幅×奥行き×高さ)/約325g、無線LANアダプタは15×155×15mm(同)/約12g。


(2009年 11月 26日)

[AV Watch編集部 大類洋輔]